EXECUTIVE BLOG
2025.3.30
高光産業株式会社
妹尾八郎です。
昨日までは バチカンについての話しでしたが、
まだまだ知らない事が多々あると思います。
今日はその話しに続きます、、、。
改めてバチカン市国は、世界でいちばん小さな独立国家ですね。
場所はイタリア・ローマの中にあり、面積はたったの0.44平方キロメートルしかなく、
人口はおよそ800人ほどしかいません。
でもその存在はとても大きく、
世界中のカトリック信者およそ12億人にとっての中心地なのです。
バチカンには他の国とは違う特別なルールや暮らしがあり、
それがまた面白いところだと思います。
まずバチカンの元首ですが、それはローマ教皇なのですよ。
今の教皇はフランシスコ1世で、2013年に教皇に選ばれました。
教皇は政治家ではなく、キリスト教カトリックの最高指導者です。
つまり、宗教のトップでありながら国のトップでもあると言う
ちょっと珍しい立場の人なのです。
教皇は外交も行い、各国のリーダーたちと交流を持っています。
ちなみにバチカンは国連には加盟していませんが、
世界中に大使は派遣しているのです。
つまりちゃんとした独立国家としての機能も持っていると言う事になります。
では、バチカンの「市民」はどんな人たちなのでしょうか?
実はバチカンの市民権は、生まれた場所で決まるものではありません。
働いている間だけ一時的に与えられるもので、多くは聖職者やバチカンの職員だと言う事です。
ですので、仕事を辞めると市民権もなくなるのです。
彼らにはバチカンのパスポートが発行されますが、
外交パスポート・公用パスポート・一般パスポートの3種類があり、
必要に応じて使い分けられているようです。
ただし、バチカンの人口自体がとても少ないので、発行される数もごくわずかになります。
では、教皇自身の国籍はどうなるのでしょうか?
現在の教皇フランシスコはアルゼンチン生まれで、本名はホルヘ・マリオ・ベルゴリオです。
教皇になる前はアルゼンチン国籍を持っていましたが、
選出後は自動的にバチカン国籍になります。
とはいえ、元の国籍を必ず放棄する必要はなく、希望すれば持ち続けることも可能だそうです。
ただ、外交の場ではバチカンのパスポートを使うのが一般的だと言う事になります。
次にバチカンで働く聖職者たちは、どこに住んでいるのでしょうか?と興味が湧きますが、 多くはバチカン市内や、バチカンがローマ市内に所有している建物に住んでいます。
バチカンの中には修道院や寮、教皇庁の建物などがあり、そこが生活の拠点となっています。
ちなみに教皇フランシスコは「サンタ・マルタ館」という施設に住んでいるそうです。
これはホテルのような建物で、前の教皇たちが住んでいた宮殿とは違い、とても質素だそうです。
フランシスコ教皇はあえて豪華な生活を避け、普通の聖職者たちと一緒に過ごすことを大切にしている方だと言う事になります。
では、買い物はどうしているのでしょう? ですが、、、
なんと、バチカンにも職員専用の免税スーパーマーケットがあるのですよ。
他にも、薬局や郵便局などもあり、生活に必要な施設はそろっています。
ただし、一般の観光客は利用できませんのでご注意下さい。
このスーパーでは、イタリア国内よりも安く品物が買えるため、とても人気だそうです。
でも、限られた品物しかないので、日用品や外食などはローマ市内で済ませることも多いようです。
バチカンからローマまではすぐ歩いて行ける距離なので、買い物やレストランに困ることはほとんどないと言うことです。
このように、バチカン市国はとても特殊な国です。
宗教と政治がひとつになっていて、国籍や市民権の考え方も他の国とはまったく違います。国の大きさはとても小さいのに、世界中に大きな影響を与えているのが特徴です。
そこで働く人たちも「国民」ではなく、
あくまで「一時的な市民」としてこの国を支えています。
旅行で訪れることはできますが、入れない場所もたくさんあるため、外から見ているだけではなかなか実態がわからないこともありますね。
世界遺産としてのバチカンだけでなく、「国家」としてのバチカンにもぜひ注目してみたくなりますが
だとしたら あれは どうなっているのか???
は
明日に続く、、、。