EXECUTIVE BLOG
2025.3.31
高光産業株式会社
妹尾八郎です。
昨日までは バチカン市民の話しでした。
バチカンの事でまだまだ知らない事があるかと思います。
それが 国家体制です、
かつて 私はバチカンは大きな教会のようなものだとしか考えていませんでした、
が その考えが間違っていたことが分かりました、、、、。
今日は その話に進みます。
実はバチカンには独自の政府、経済体制、法制度があり、
国際的な主権国家として機能しているのです。
バチカン市国は「絶対選挙君主制」に分類されます。
国家元首はローマ教皇(現在はフランシスコ教皇)であり、全権を掌握しています。
教皇はカトリック教会の精神的指導者であると同時に、バチカンという国家の元首でもあるのです。
行政の実務は「国務省」が担っており、これは一般的な内閣のような機能を果たします。
国務長官は教皇によって任命され、国家の外交・行政・内政全般を管理します。
また、教皇庁には他にも財務評議会、法務局、経済事務局などが存在し、
それぞれ専門的な分野を統括しているのです。
バチカンの法律体系はローマ法を基本としつつ、教皇によって制定される「教皇令」などが実務上の法源となります。
刑事・民事裁判所も存在しており、重大な事件に関してはイタリアとの協定によりイタリアの司法制度に委ねられる場合もあるそうです。
バチカンの経済はと言いますと、極めて特殊です。
天然資源もなく、工業・農業・製造業も存在しないため、
他国のような「産業による収益」は期待できません。
しかし、複数の収益源を持っているのです。
最大の収益源は、世界中のカトリック信者からの寄付金です。
これは「聖ペトロの献金」などとして集められ、教皇庁の活動資金や貧困救済、災害支援などに使われているのです。
また、バチカン美術館やシスティーナ礼拝堂への入場料も重要な財源となっています。
年間数百万人が訪れ、その入場料や記念品、出版物の販売で多くの収益を上げています。
さらに、教皇庁は長い歴史の中で築いた資産をもとに、不動産投資や証券投資を行っているのです。
特にイタリア国内の不動産からの賃貸収入が大きな割合を占めているようです。
それから税金はどうなっているのか? と思ってしまいますが、
バチカン市国において、居住者や労働者に対する一般的な「所得税」「消費税」のような課税は基本的に存在していないそうです。
したがって、住民や職員にとっては「無税の国家」とも言える事になるのです。
一方で、教皇庁職員やバチカンの市民には独自の社会保障制度があるそうです。
年金制度、医療保障制度、住宅手当などが整備されており、これはバチカンが雇用主として直接提供する福利厚生の一部となっているとの事です。
対外国てには、バチカンは外部との貿易をほとんど行っていません。
工業・農業が存在しないため、輸出できる製品もなく、輸入もごく限られた物資にとどまります。これらは隣接するイタリアを通じて供給されているのです。
しかしながら、外交面では極めて活発で、バチカンは約180か国と外交関係を持ち、
国際連合にもオブザーバーとして参加しています。
外交の主眼は宗教的な自由、人道支援、平和構築などに置かれており、
経済交渉ではなく道義的・倫理的立場からの発言が多く見られます。
こうして見てみますとバチカンは国家の概念を根本から考え直させてくれる存在ですね。産業も課税制度も持たず、それでも世界中からの信仰と信頼によって成立する国家は、
唯一無二の存在だと思います。
経済活動よりも精神的価値を重視するこの国家の姿は、
現代のグローバル社会におけるもう一つの「国のあり方」を示しているのかもしれませんね。
と言う事で バチカンの国家体制は大体分かりましたが
そうなると
アノ時はどうなるのか????
のアノ時とは????
等の話は
明日へ続く、、、。