EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2019.12.11

ピラミッド構造

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

話は 一旦逸れたような感じで

夜の中州での出来事に話が進みましたが

 

ここで見た事が後日ITへのアイデアにつながるのですから

なんでも無駄になることはないと言う話になって行きます。

 

さて

昨日までは

中州の高級クラブで 偉そうにしていた方の仕事が

大手建設会社の工事担当者だったので 取り巻きの人たちは

建設協力会の方々だったのです

 

その方々から接待を受けているので はたから見たら偉そうに見えたのです。

 

私もそのころは 福岡に戻ったばかりで 他の業界の事は 

よくわかっていませんでした。

 

大手建設会社の事を スーパーゼネンコンと言うのです。

 

このスーパーゼネコンと言う建設会社は 私たちのような人間が建てる一軒家みたいなものはあまり受注はせず その名の通り 高層ビルとか ドーム球場

スカイツリーとかダムなど 大規模な建設を主に請けているのです。

 

となると 受注額もとてつもない金額ですし 工事自体も複雑な仕組みが中に

取り込まれます。

 

これらの大規模工事を 当時の私は

一社のスーパーゼネンコンがすべて行うと

思っていたのですが

 

よくよく聞いてみると そうではなく

受注するのはスーパーゼネンコンでも その会社の管理監督の元

 

サブコンと呼ばれる 二次下請け建設会社 そしてその下には

 

諸々の工事会社が組み込まれるのです

 

こんな事常識でしょと言われるでしょうが

社会経験の少ない当時は そういう仕組みであることすら知りませんでした。

 

諸々の工事とは 例えば空調工事 とか 排水工事 等

それぞれの専門工事業者が請け負うのです

 

そして その工事業者は 工事するにあたり 様々な部品を調達しなければなりません

 

その数は 大規模工事なればなるほど多くなるわけですから

一体どのくらいのメーカーがそこに介在しているのかと思うくらいです。

 

更にその部品を納める卸問屋も多数介在するのです。

 

このすべてを管理監督して納期までに完成させるのがスーパーゼネコンの役割なんですね

 

これを 図式化すると完全にピラミッドの形になるのです。

 

悪い言い方するれば 元請けがあり 一次下請けがありその下に

二次下請け 三次下請けと続いていくのです

 

ですから その頂点であるスーパーゼネコンの監督者は 二次下請け以下の方々から

 

なんとか少しでも仕事の量を増やしてもらおうと接待を受けるのです。

 

ですから 私が 中州で見た光景は当たり前の光景だったのです。

 

それを見た私も私で 単純に 大手建設会社に入ると沢山接待されて良いな的な

馬鹿な発想しか当時は浮かばなかったのです。

 

しかし それは仕事が受注した後の話で

 

そもそも 仕事を受注するのに建設会社も必死に営業をしているのですね

 

ただ そんな世界とは知らない時でしたので

沢山の取り巻きが居て 凄い人だなと思ったのでした。

 

そんな光景を 店に行くたびに見かけるので

この管理監督者は 物件も多数受注して凄い権限があるのだな 

と羨ましく見ていたのですが

 

ある日

飛んでもない光景を目にするのです。

 

 

あれだけ 取り巻きを引き連れて飲んで偉そうにしていた人が

 

あんなことを!!???

 

 

 

しかも あんな相手に!!

 

 

一体

 

何を目撃したのか??

 

 

 

それが なぜITに繋がるのか??????

 

 

続きは

明日。

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