EXECUTIVE BLOG
2020.5.29
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
弊社の新しい 技術特許を絡めたビジネスモデル展開の話でした
このアイデアも ふとした 車の中での会話から産まれ来た話で
アンテナを張り巡らして行くことが大切だなと感じる話でした。
そんな話を 昼食の時に話をしているときに
そういえば こんな話もあったな と言う事を思い出したのです
今日は
本来であれば
サービス提供方法の特許を活用して情報協同組合を構築していく話を
書かなければなりませんでしたが
またまた 話が逸れてしまうのですが
こんな話とは
色々と知恵は出すものだねと言う話が 昼食時に出てきて
今回のコロナの件でも 助成金の事でも 上手く活用することで
ピンチを抜け出せるので きちんと調べて自社にあてはめなければならないとかの
話の時に
そういえば 昔 不景気の頃
私どもの会社の業態である 倉庫業も 一時 倉庫不要論とか言う言葉が
世に出た事があったのですが
これは そもそも 倉庫に在庫を置くと言うのは 企業側にとってはコストもかかることから 本来であれば使いたくないのですが 物量の調整のために製造から販売までの
タイミングの差があるためにあるもので 必要悪とみなされていました。
そして 不景気の頃は どこの倉庫もガラガラに空いていたので
それだけ競争も激しかったのです。
製造メーカーは 国内から中国へ工場をシフトしていく時期でもあったので
国内の生産が減れば それだけ需要も減りますし そもそも景気が悪くなれば
消費も落ち込み 生産調整など行われて行くとその分在庫もしなくなり
結果倉庫の利用もなくなるのです
その上 国内の高速道路網は完備され 昔は四国からの商品は
フェリーを使わない限り九州にはモノが届けられなかったのです。
つまり 九州までの商品の到着が中一日かかっていたのです。
それが ありえないような 大きな四国大橋が出来上がったことで
翌日には九州に商品が届くようになり 末端のお客様のところへも
翌日配達が可能になってしまったのです。
これでは 倉庫不要論も出て来るはずです
それでも 我々は なんとか仕事を守るための口上として
台風で風が吹くと橋を渡れませんよとか 大雪や大雨で
道路が寸断されたら たちまち荷物が止まってしまいますよと
言うのですが
メーカーからは そんな百年に一度あるかないかの為に 倉庫などは
使わない と言われてしまっていたのです
一時期某公党が 千年に一度あるかないかの大津波の為に 高い防波堤を作る必要があるのかとか 百年に一度の大雨の為に高額なコストをかけてダムを造る必要があるのか
みたいな話になっていたのです。
まあ これらは その後日本は 大津波に襲われたり 各地で今まではありえない
災害が起こるようになってきたので 今では倉庫不要論は無いのですが
当時は 各メーカーとも倉庫を利用しない方針に転換し 直送に重きを置いていたのです
この話は ずいぶん前にこのブログでも書きましたが
その流れが来ることを読んで 倉庫を使わないで良い方法をどこよりも早く
開発して 日本で初めてと言ってよいくらいの時期に
スルー型配送を構築していったのでした。
そうは言っても それまでは 倉庫は空いてしまいます
我々のビジネスは倉庫が埋まってなんぼのビジネスです
空いていては売り上げにはなりません。
あちこち駆けずり回っても そもそも需要が無いのですから なかなか決まりません
まさに 今のコロナの時に 観光業界がどんなにサービスを強化すると言っても
そもそも外国からの旅行者が居ないので ホテルも空室が続いていますよね
とうじ これと同じような経験をしていたのです。
それでも 生き残るためには 知恵を出すしかありません
私の頓智脳を全開にして知恵をひねったのです
その時あるアイデアが浮かんだのです
これも その話を 周囲にしたところ そんな事が可能なんですか?
とか ありえません とばかりの意見が出ました。
しかし 何も打つ手がなければ 大きな倉庫は空っぽの状態で
まったく売り上げが上がらないのです。
そして その時の私のアイデアは
誰からも喜ばれるビジネスモデルだったのです。
一体
当時のピンチを凌いだアイデアは何だったのか???
ここでも常識で物事を見ないという考え方が功を奏したのです
それは
いったい