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社長&顧問ブログ

2021.7.1

フリーメールはキラーコンテンツ?・

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日まではログイン方法の話でした。

 

後から聞いてしまえば当たり前の話でも

なかなかアイデアを思いつくのが大変なのです。

 

ヤフーメールでも分かるように ヤフーのサイト上に

ログイン窓口があり

そこに IDパスワードを入れて 自分のメールフォルダーの行くのが

それまであった仕組みでした。

 

では

この仕組みと一体どこが違うのか?

何度も言っていますが 知ってしまえば

「そんな事???誰でも思いつきますよ」 と馬鹿にされそうな仕組みですね。

 

ヤフーメールと言えば 殆どの方が今ではご存知かと思いますが

自分のメールを利用するために ヤフーにアクセスしなければなりません。

 

フリーメールが世の中に出てきた時は 非常に便利なサービスだという事で

多くのユーザーが利用しています。

では 何故 ヤフーがフリーメールのサービスを展開する事にしたのかと言うと

利用するユーザーが必ずヤフーにアクセスしなければならないからです

これにより ポータルサイトとしての価値を高めようとしたのです。

 

それで いつだったか忘れましたが それまで 主流だったフリーメールの

ホットメールをヤフーが買収して 当時1000万人近いユーザーを囲いこんだのでした。

 

フリーメールは パソコンを持ち歩かなくても サイトにアクセス出来ればどこからでも

メールを利用できるので 非常に流行ったサービスです。

今ではGメールが主流かもしれませんが 色々な利用シーンによって使い分けが出来るので重宝されているサービスの一つであるのには間違いないと思います。

すなわち 自分のメールをチェックすることが ここではキラーコンテンツとなるのです。

ヤフーのサイトに行きたいのでアクセスするのではなく

自分のメールをチェックするためにヤフーにアクセスをするのです。

ビジネスのやり取りや友達とのやり取り、恋人との連絡など 活用方法は多岐に渡ります

 

何がキラーコンテンツかと言うと 自分が一番見たいメールが最重要なコンテンツなのです。

 

勿論ここで ユーザーに対してヤフーが課金していれば ここまで大きなサービスにもなっていませんよね

狙いはビッグデータを集める事だったのです。

 

今でこそ ビッグデータと言う言葉は当たり前の様に使われていますが

初期の頃は そのような言葉はあまり耳にしませんでした。

 

何千万人と言うビッグデータを集めることが重要だとヤフーも考えていたのだと思います。

 

 

ここでのブログでも何度か書いていますが

私が2000年頃最初に インターネットに出合った時に

情報の発信ツールとしてのインターネットではなく 情報収集手段としてITを

活用したほうが良いと考え いかに多くの情報を集められるかが重要だと考え

更にその情報を分析して活用できる仕組みが絶対に必要であると考えていたのです。

 

それで ホットメールが世の中に出た時は やられたと感じたのを覚えています。

 

それで じゃあ 自分も同じサービスを開始しようと思っても二番煎じになってしまいます。

 

その頃はポータルサイト花盛りで各社がこぞって検索エンジン付きポータルサイトを運営しようとしていました

 

あのライブドアでさえ 最初はポータルサイトでしたね

 

では 今見てみますと 殆どの方が グーグルかヤフーで検索をしていると思います。

どのくらいの方が 現在ライブドアを利用しているのでしょうか?

勿論 ライブドア社も コンテンツを充実させてデータ収集も行っていると思います。

 

二番煎じのフリーメールつきのポータルサイト運営を目指しても 巨大企業相手に

勝てるわけがありません

 

中小企業には中小企業なりの戦略が無ければならないのです

 

では 中小企業にとって一番の戦略は何か?と考えた時に

インターネットの最大の長所であるはずの そのグローバル性が欠点にもなることに気が付いたのです。

 

例えば 街の豆腐屋さん ガソリンスタンド マッサージ屋さん等地域に密着している

企業や店舗にとって 果たしてグローバルな情報発信が必要か?と思うのです。

 

九州でしか受けれないサービスをわざわざ遠いエリアから来るのか?

何の為の商店街があるかと言うと 地域に方に来て欲しいから商店街が存在しているのです

 

こう考えた場合に グローバルだけで考えて良いのか?と思ったのです

 

そこで

グローバルなIT技術を活用してローカルな戦略を打ちだせる仕組み

すなわち グローカルな世界を構築する必要があると考えたのです

 

今では 時々 グローカルと言う言葉を耳にしますが 私は2000年からこの言葉を

使っていました

今思えば 商標を登録しておけばよかったと悔やんでいます、、、

 

グローバルト ローカルを混合させた仕組み

 

すなわち、、

 

なにを構築しようとしたのか???

 

この言葉は 悔やむことが無いように

その後 商標として登録して権利化しています、、。

 

それは、、、

 

 

明日に続く、、。

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