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社長&顧問ブログ

2021.4.10

プライバシーをどう守るか??

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです

 

昨日までは なかなか先を読むのは難しいと言う話でした。

 

どうしても人は その時の常識に囚われてしまっていますので

革新的な話が出ると否定から入ってしまうのです。

 

こういう事が出来ればこうなると先を予測出来れば良いのですが

それが難しいのでしょうね

 

以前にも書かせて頂きましたが

少子化を迎えて ある大学に その事を質問したことがあったのですが

私は 「はい 大変な時代をむかえました 対応策を考えなければなりません」

と言う答えが返ってくると思っていたのです。

それは その業界の方々に話を聞いた時にほとんどがそのような回答でしたし

経済紙などにも 少子化で危機を迎える業種とかの特集記事の中でも

同じような事が書かれていたからです。

 

しかし その大学で返ってきた言葉と言うのが

「少子化になることは30年前から分かっていましたので そのころから対策を考え手を打ってきましたので心配はありません。」

との返事だったのです。

 

私は流石だと感じたのを覚えています。

危機が来てから慌てる人と それまでに十分対策を練っている人では 大きく差が出てしまうのだと思いました。

 

IT時代に入って 今までの常識が通用しなくなってきてます

今までが良いといくら自分が思っていても時代の流れには逆らえないのです

 

ですから その流れから逃げるのではなく向かって行くことが大切だと

常日頃から自分に言い聞かせています。

 

関ヶ原の戦いにおける 薩摩軍は西軍が敗北するなか 敵に背を向けて逃げるのではなく

逆に敵陣の中を切り裂くように前進して撤退したと言う 軍事的に見ても

非常識な行動で 殿様を無事薩摩に帰すことが出来たと言う話があります。

この事から 徳川幕府の時代になっても 薩摩は一目置かれる存在となり

結果 明治維新の原動力となる藩になったのです。

 

過去からも学ぶ事は沢山あります。

 

さて 昨日の話に戻りますが

個人情報を守らなければならない時代に そんな必要がないと言うような

発言を セキュリティ会社の重役から聞いた時には本当に驚いたのですが、

住所氏名を教えなければ相手に商品が届けられないと言うのが 当時の常識でしたので

仕方がないとは思いますが

早くその事に気が付いて サービスを展開すべきでは無かったかなと思ってしまいます。

 

そのころ 私が聞いた話で 実際に起きた事件と言うのが

ある女性が 近くのコンビニまで宅配の為に商品を持って行った時に

当たり前ですが 誰から誰にと伝票に書きます。

そしてその伝票と商品をコンビニと店員に渡すのですが、

 

後日 そのコンビニの店員からストーカー被害に遭ってしまうのです。

店員は その伝票からその女性の住所などを知ることが出来たからです。

 

こういう事を耳にして なんとか こういう被害が無くなればとの思いから

思い付き特許取得したのが 11年も前の話です。

今では当たり前の事ですが 10年以上前は プライバシーに関しての意識は

低かったので 先のセキュリティ会社の重役のような発言が出たのだと思います。

警備会社が情報も守ると言うことでサービス展開していればもっと成長できたのではと

思います。

 

さて このサービス 単に受け取る側の住所を知らせなくて済むと言うだけでは

なく 送り側にもメリットを与えなければなりません

 

送り側も ネットで注文するときに 自分の名前住所を登録しなければなりませんし

各サイトごとにカード情報も登録しなければならないとなると

その会社のセキュリティ具合によって漏れる事を考えると非常に怖いと思ったのです

今では ネット販売が主流ですが その企業すべてが十分なセキュリティ対策がなされているかは 消費者側ではわかりませんね

これらも解決できなければ 送りて受けて双方の安全を守れないと考え

それが出来る仕組みを ビジネスモデル特許として出願し 権利化することが出来たのです。

 

送る側も受け取る側も個人情報が分からなければ 売る側は販売もできないではないか

さらに それをどうやったら 配達ができるのだ!!??

と言う方がいました。

 

前にも書きましたが やがて 携帯でジュースが買える時代が来ますよ と話した時に

ある経営者から 携帯のどこから お金が出て来るのだ!!?? やってみろ!!と

怒られたことを思い出してしまいました。

 

手品でないですが タネまで見せないと人は納得しないのですね

 

という事で

 

この仕組みは一体どういう仕組みなのか??

 

 

それは

 

明日に続く、、、。

 

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