EXECUTIVE BLOG
2020.11.27
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
情報協同組合の原点は 昭和時代の隣組がヒントになったと言う話から
昭和と言えば 太平洋戦争を想起させられ
本来であれば 情報交換の有力なツールであった 隣組も
密告制度の様に使われ
それを 取り締まっていたのが 思想警察せある特別高等警察と 憲兵であった
と言う話でした。
当時は新聞も 大本営発表を鵜呑みにして 大した戦果も上げていないのにも
関わらず 連戦連勝と国民を鼓舞するニュースばかり流していました。
終戦間際は 敵機が毎日のように空襲に来るのに それでも 勇敢なる我が軍が
敵機を追い払ったかのようなニュースを流していたのです。
新聞ラジオは最後までそのようなニュースを流していたのですが
もし その時に もう国力が持たないなどのニュースを流そうものならば
即 特高や憲兵から取り締まられてしまう時代だったのです。
戦後 そういうことを危惧したジャーナリストが 自分たちが 政府を監視するんだと
言う気持ちを持って 真実を流そうとしていたのですが
それも 今度はスポンサーと言う敵からの横やりで 本当のニュースも流せない事が
多々あったようで
2006年に出会ったジャーナリストたちは スポンサーに影響されない真の報道をしようと
していたのです
そこで 彼らのコンテンツを活用したITビジネスを立ち上げて行く話に
進まなければなりませんが
昨日の続きも書かなければなりません
ポツダム宣言を連合国から突き付けられた日本は
無条件降伏を突き付けられたのですが その時は 軍部は勿論政府内でも
それを受け入れようなどと言う人は居なかったのです
心の中では もう限界であることには 気が付いていたのです。
国民ももうだめではないかと思いながらも それを口にすると激しい弾圧にあうので
そういう事も発言できなかったのです。
しかし 何らかの 政府発表をしなければならず どのように発表するかを
閣内で検討した結果
新聞記者からの質問を受けると言う形で政府発表しようとなったのです
新聞記者からは ポツダム宣言を受けるのかの質問に対して報道官は
政府は問題視してない 程度で答えていたのですが
それが 新聞発表となると 笑止 とか 相手にせずとかの
記事になってしまい
それが 英訳されると 無視 と表現されてしまったのです
これで連合国は怒り 原子爆弾を落とすことに繋がってしまったのです。
原子爆弾が落とされた日も 最高戦争指導会議が行われていたのですが
この現状を知ったのにも関わらず 聖戦遂行を 軍部は唱えていたのです。
それで ポツダム宣言の無条件降伏に対して 条件を付けようではないかと言う意見も
出されたのですが それでは 連合国は絶対に認めないと 外務大臣は突っぱねるのですが 軍部からは 天皇の大権は そのままでお願いしたい旨の 質問だけはしてくれとの
突き上げに屈した形で 連合国に問い合わせするのですが
これに対する 連合国の回答は 天皇は 連合国に「サブジェクト ツー」 するとの
回答が来たのでした
この回答を見た軍部は怒り これでは 天皇は 連合国に隷属されると訳されるので
そのような要求は受けれないと言い あくまでも聖戦遂行を求めるのです
一方の 外務省の言い分は その訳を 帰属すると 訳し ある程度の権限は残せると
判断し ポツダム宣言受諾を求めたのです。
しかし これでは軍部は納得せず 再照会を求めるのですが 外務大臣は
再照会は 交渉の決裂を意味すると譲らず 双方平行線のまま
御前会議をすることになったのです
それが 昨日の話に繋がるのですが
会議の結果はどうなっていくのか?
日本の運命は如何に??
この話は
明日に続く、、。