EXECUTIVE BLOG
2022.8.17
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは アメリカ独立戦争とフランス革命の話で
どちらも 民衆が力で 自由を勝ち取ったと言う話でした。
現在米国では 武器使用が問題になっていますが
建国の精神で 国の政治が誤った方向へ進んだ時は 国民は
武器を持って立ち上がれと言うのですから
日本の刀狩とは大違いですね。
で今日は 自由の女神の話へと進む予定でしたが
アメリカ独立戦争とフランス革命、どちらも民の力が大きく作用しました。
この中身についてです。
アメリカ独立戦争というのは、
アメリカ東部13州がイギリスからの独立をするために始めた戦争のことを指します。
もともとイギリスの植民地だった13植民地は、
アメリカ合衆国として独立することを決めました。
そこでジョージワシントンを司令官とし、アメリカ独立戦争を始めたのです。
その一方でフランス革命というのは、
当時のフランスを成り立たせていたアンシャンレジームが崩壊した革命でした。
そのフランス革命によって王権が廃止され、フランスは共和国となったのです。
アメリカ独立戦争というのはあくまでもアメリカの東部13州がイギリスから独立しようとしたものであり、
フランス革命というのはフランスの社会体制が王政から共和制になった革命のことを指すのです。
アメリカ独立戦争はフランス革命より約10年早い 1775年に始まりました
独立記念日は 翌1776年7月4日ですね。
アメリカ独立戦争当初はフランスとイギリスは対立しており、
フランスはそのイギリスから独立しようとするアメリカの援助をしてました。
当時のフランス王家はすでに財政困難な状態にありましたが、
アメリカ独立戦争の援助をしてしまったため、
歳入の9倍にもなるような借金を抱えてしまったそうです。
しかしフランス革命の際にアメリカから援助してもらえる事はありませんでした。
その理由は
アメリカは独立した時、孤立主義を決めたからなのです。
それは
まだ独立したばかりの小さな国であるということで、
他の国の争いなどに巻き込まれてしまったら困るという意識があったからのようです。
これは初代大統領ジョージワシントンが離任演説で述べたものでもあり、
第5代大統領のモンローが明確にしたものでこれはモンロー主義とその後呼ばれていますね。
しかし
アメリカ独立戦争時、 何故フランスは アメリカを応援したのでしょうか???
まだ この時のフランスは王政ですね、
自由の為に戦っているアメリカを応援するのに疑問が湧いてしまいます、
これが 革命政権であれば 民の為の自由獲得の戦いだからと
大義が存在するでしょうが、、、、
この謎を紐解くには
アメリカ大陸発見からの歴史を見なければなりませんね
アメリカ大陸発見後のアメリカはどうだったのか?????
それは?????
明日に続く、、、、。