EXECUTIVE BLOG
2023.7.8
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日も岩手県の話で
わんこそばの話でした。
狭い日本と言われますが 蕎麦の食べ方でも地域によってこんなに違うのかと
思ってしましいます。
今日の話は 岩手県と言えば 他には リアス式海岸が有名ですね
我々の時代は リアス式海岸と習っていましたが 今ではリアス海岸と言う様で
式と言う言葉は省いているようです。
リアス式海岸はどのようにして出来たかと言いますと
はるか昔、起伏の激しい山地が海面の上昇や地盤沈下によって海中に沈みました。
これにより海面から出ている陸地部分が複雑に入り組んだり、
多くの島が浮かぶような地形へと変化して、リアス式海岸となったのです。
北欧にもフィヨルドと呼ばれるリアス式海岸がありますが、これは氷河による影響です。氷河期に降り積もった雪が固い氷となり、その重みで地盤沈下が起こりました。
徐々に上昇する地球の気温はその巨大な氷河を溶かし、
溶けた氷河は山地をえぐるように海へと流れていきます。
やがて、溶けた氷河が今度は海水となって元来た道を戻るように浸水していき、
リアス式海岸となったと言うのです。
このようなリアス式海岸は私は岩手県の三陸海岸だけかと思っていましたが
他にも存在していて
そのなかでも特に有名な場所は「日本三大リアス式海岸」と呼ばれて、
それは、三陸海岸と 三重県・和歌山県の志摩半島から紀伊半島にかけてと
大分県豊後水道の三か所が 日本三大リアス式海岸と呼ばれているそうです。
リアス式海岸には漁港が多く、漁業に携わる人の生活を支えていますが
何故リアス式海岸にはなぜ漁港が多いのかと言いますと。
その形状の成り立ちから海への間口が広く、湾岸の奥が浜辺になるため、
人が住み着きやすい条件が整っています。湾の周りは小高い山に囲まれており、
風の影響を受けにくく波が穏やかなこと、浜辺から少し離れるだけで深度が大きくなるため船を係留しやすいことなどから、漁港を作るのにも最適なのだそうです。
しかし この形状が ひとたび地震が起きて津波が発生してしまいますと
大きな被害をもたらすことになるのは 2011年の東北大震災を見れば明らかだと思います。
この時の津波は記憶に新しいですが
実は1960年には 南米チリで地震が起きた時にも 津波が岩手県に押し寄せてきて
大きな被害を被っていま。
漁業には向いていますが 津波に弱いのが このリアス式海岸と言う形状だと言う事になりますね、
リアス式海岸の事は大体分かってはいましたが
そもそも 何故 リアスと言う言葉を使うのかをご存知ない方が多いかと
思います
何故リアスというのか????
は
明日に続く、、、。