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社長&顧問ブログ

2022.10.29

リードタイム

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

かんばん方式導入企業の話から

私の地元の家具会社の話にまでなってしまいました。

 

無謀な経営は避けなければなりませんが

成長している会社は 失敗を恐れずにチャレンジしている企業に

多いような気がします。

 

私も出来ないない理由を並べるより どうしたら出来るようになるか?

を前面にだして考える癖をつけています。

とにかく今まで通りでは 前進しないとおもっているのです。

 

それで 取引先がかんばん方式を導入した際も 最初は他人事と思って

関心が無かったのですが

かんばん方式は 徹底的に無駄を省くことに重点が置かれて居る方式です。

無駄の排除とジャストインタイムが一対となってカイゼンを重ねていく方式です。

 

メーカーの中での無駄というのは もちろん生産効率が悪いのは無駄ですから

そこに力点を置くのは理解できます。

しかし いくらそこで 無駄を省いても他の部門でムダが出ていては 全体にとっての

カイゼンは出来ません。

当然 色々な見直しがあるのだろうとは 予測できました。

 

それでも 工場から遠く離れた 九州の物流センターまで影響を及ぼす事はないと

考えていたのです。

 

しかし よくよく考えてみますと 物流センターに置かれている メーカーの在庫の商品は無駄の塊なのです。

 

我々にとりましては 在庫して頂くおかげで 商売が成り立つのですが

メーカーにとりましてはそれは無駄な事になってしまうのです。

 

ジャストインタイムを突き詰めると 一般消費者が 店先で一個の

商品買った瞬間 その棚から一個商品が無くなるわけですが 無くなった瞬間

その商品が作られそして 次の人が来る直前に その棚に陳列されるというのが

究極のジャストインとなります。

 

そんな事出来るわけがないと思いそうですが

今なら ビヨンド5GでITが進化し ドローンが当たり前の時代には

これも可能になる可能性はありますので

先ず 最初に出来るわけがないと考えるのではなく 最良の案を編み出せば良いのです。

 

となりますと

今までであれば工場で出来た商品を 夜中に九州配送センターまで輸送して

そこで ある程度商品をストックしておいたものを 注文に応じて九州各地の卸店に配送するの事を

九州各地の卸店からの注文に合わせて工場から前日の夕方出荷して よく朝までに届ける事が出来れば 相当リードタイムは短くなり

ジャストインタイムに近い状態を作ることが出来ます。

 

これであれば ITがまだまだ進化しなくても 今でも可能な考え方になります。

 

という事は???

どうなるのか??????

 

えっ!!

 

そんな馬鹿な!!!!!

 

って何でしょうか???

 

 

それは

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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