EXECUTIVE BLOG
2022.8.19
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは アメリカ独立戦争の話で
フランスは独立戦争を応援したが フランス革命が起きた時は
アメリカは フランスを応援しなかったと言う話でした。
そのおかげか どうかは分かりませんが
フランスは 民衆の力で王政を打破して 共和制になったのです。
そのフランスも イギリス同様 アメリカに植民地を沢山保有していました。
15世紀から16世紀にかけて 列強は世界中に植民地を求めていたのでしょうね
独立を果たした アメリカは その後 フランスが植民地化していた場所を
購入することになったのです。
1803年にフランスからアメリカに割譲された「ルイジアナ」は
現在の以下の州だそうです。
ルイジアナ州、ミズーリ州、アーカンソー州、テキサス州(一部)、
アイオワ州、ミネソタ州(一部)、カンザス州、ネブラスカ州、
コロラド州(一部)、ノースダコタ州(一部)、サウスダコタ州、
モンタナ州(一部)、ワイオミング州(一部)、オクラホマ州、
ニューメキシコ州(一部)
そして
ルイジアナ州には、数%程度、フランス語を母国語とする人々が
いるようです。
戦うことなく購入ですから 平和裏に行われたのでしょうが
当時のフランスの財政が悪化していたので
田舎の土地なんか 売ってしまってお金にしようと考えたのではと思いますね。
ルイジアナと言えば 歌でもよく耳にしますね
今でも 数パーセントの人がフランス語を話すという事は
フランスの文化も残っている街ではないかと想像できます。
ルイジアナ州の州都と言えば バトンルージュです。
これは フランス語で 「赤い棒」 と言う意味です。
州都をそのままフランス語読みでしているのですね、
昔インディアンが狩場の境界に杉の木を赤く染めて標識としたのに因んでいるそうです。1699年フランス人によって最初の植民が行われたがこのバトンルージュだったのです。
ルイジアナ州は独自の文化を発展させた州で、
アフリカ、フランス、ネイティブアメリカ、カナダ、ハイチ、ヨーロッパなど、
いくつもの文化が絶妙に混ざり合っており、
それらが結合して南部のこの州でしか見られない特別な気風を生み出しているそうです。
ルイジアナ州には、昔から多くの移民がやってきて
独自の文化を持つコミュニティーが形成されました。
その文化とは、ケイジャン(Cajun)文化と呼ばれています。
多民族国家の始まりはここからだったのかもしれませんね
では 独特の文化 ケイジャン文化に興味が湧きますね
その文化とは
明日に続く、、、、。