EXECUTIVE BLOG
2022.1.9
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは ソムリエの話になっていました。
ソムリエとは いつから居たのか? とか
その起源に興味をもったからです。
ソムリエは ワインを選ぶ人の今では理解されていますが
今日は ワイン以外でソムリエが使われている話に進まなければなりませんでしたが
ここで 又興味が湧いた事があるのです。
それは そもそもワインって いつから飲まれているのか? とか
日本に伝わったのはいつだったのだろうか??
今では当たり前に飲んでいるワインでも その起源や歴史の事になりますと
なかなか知らない事ばかりですね、
ワインはブドウ果実を原料に造られているものという事は皆さんご存知だと思います。
ワインの歴史は、ブドウの歴史でもあると言われています。
その歴史の始まりは、一説には紀元前8000年ごろではないかと言われているようです。
このころには、コーカサス山脈でワインがすでに飲まれていたと考えられています。
コーカサス山脈は 今のジョージアの国がある辺りですね
我々の時代は グルジアと言ってました。
しかし
紀元前8000年といえば、世界中でまだ石器が一般的に使われていた時代です。
日本の歴史でいえば縄文時代です。
そんな昔からワインが存在していたなんてすごいです。
文献上でワインの醸造が初めて登場するのは、紀元前5000年ごろのことのようです。
また、紀元前5000年ごろのものと思われる遺跡から、
ワイン造りで必要な果汁を絞るための道具だと考えられる石臼が発見されたそうです。
これは、
紀元前5000年ごろにはワインの醸造が始まっていたと考えられる要因の1つですね。
さらに、
ワインの原料となるブドウを育てるためのブドウ畑があった痕跡も残っていたそうです。
また、メソポタミアにほど近いエジプトでも、
壁画などにワインを造るための道具が描かれていたことから、
紀元前4000年代にワインが造られていたと考えられています。
一体誰が飲んでいたのでしょうか??
これにも興味が湧いてきますね、、。
そして 紀元前1700年頃の世界で2番目に古い法典であるハンムラビ法典の中に、
酒癖の悪い人へは ワインを売ってはならないとの記述があるというのです。
現代でも酒癖の悪い人には規制してもらいたいものですが
今は 運転する時だけの規制が法律に有りますね、
ローマ帝国の英雄、ジュリアス・シーザーのローマ軍は、フランス各地にワインづくりを普及させることにしたそうです。
そして、2~3世紀ごろには、現在でも有数のワイン生産地である
「ブルゴーニュ」「ボルドー」「シャンパーニュ」などにブドウ栽培が伝わったと言われているのです。
日本においては 古事記や日本書紀に ブドウ栽培の記述があるようなのですが
ワインを製造していたと言う記述は無いようです。
結局のところ日本には
スペインやポルトガルからワインが伝わってきたとされているようです。
さらに、
1549年に鹿児島を訪れたイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルは、
キリスト教を布教したい土地の大名にワインを献上することで、
布教の許しを得ようとしたようです。
このことをきっかけとして、各地の大名にもワインの存在が知れることになったのですが
庶民にはそれほど広がらず、国内で醸造するまでにはいたりませんでしたね。
日本人は 日本酒の方が良かったのでしょうね
このワインですが
太平洋戦争に突入すると、日本政府はワインの生産を奨励したのです。
戦時中でもあり 敵国の飲み物とされていましたし 高級品だったので
そんなものを飲んでいたら それこそ 憲兵がやってきて 連行するかもしれないのです
では
一体 何故 日本政府はワインの生産を奨励したのか??????
これには 恐ろしい訳があったのです!“!!
その訳とは??????????????
それは、、、、
明日に続く、、、、、、、。