EXECUTIVE BLOG
2023.5.10
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日は 宮島の話から 古事記の話にまでなってしまいました。
日本は多神教の民族ですから 神様の数が多くて覚えられないですね
なにせ 八百万の神と言う位ですから
単純に考えても800万以上の神様がいると言う事になります。
それだけ居て 序列はどうなっているのか?にも興味が湧いてきます。
その話は 又後日と言う事で
神社にいきますと 大黒様と恵比寿様がセットで祀られていることがありますが
七福神の中でも 何故 この二つの神様がセットなのか?
にも 興味が湧きますね。
その前に そもそも 七福神でなんだと言える人もそう多くは無いと思います
3でも5でもなく 7には 何か意味があるのでしょうか???
それから 神様は 一人 二人と数えるのではなく 一柱 二柱と数えますが
ここでは 分かりやすく 一人二人と失礼ながら書かせて頂きます。
先ず、七福神はいつから始まった?ですが、、、
庶民の身近にあって暮らしに幸運をもたらす七柱の福の神「七福神」が、
現在のような形で人々に定着したのは江戸時代中頃と言われています。
浮世絵にも宝船に乗った七福神が描かれ、
正月には初詣でを兼ねての七福神詣でが庶民の間で盛んに行われ始めたのです。
その時代までは 七福神ではなく三福神だったり五福神だったり、
神々も一定ではなかったそうです。
それが享和年間に、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、福禄寿、寿老人と、
今の顔ぶれに落ち着いたそうです。
実はこの七人のうち恵比寿を除いて六人はインドや中国など海の向こうからやってきた神々なんです。
国際色豊かで色々な神様を祀るのも日本独特の文化なのでしょう。
現代でも クリスマスになれば クリスチャンでもない多くの日本人がお祝いしますし
大晦日にには お寺に参拝しますね
一神教の方から見たらどう見えるのでしょうか??
にも興味が湧いてきます。
さらに面白い事に
七福神とは、インド伝来の仁王経の中にある
「七難即滅 七福即生」という仏教語に由来すると言うのです。
それが福徳の神として日本では神様として信仰されるようになってのですから
まさに神仏混合と言う事になります。
で、
恵比寿様と大黒様を一緒に置くのが一般的になったのは、室町時代と言われています。
恵比寿様には、えびす講、十日えびすという日があります。
えびす講は、神無月に行われる行事で、現在は10月20日か11月20日に行われます。
商売繁盛をお祈り、感謝する大事なお祭りとして多くの方が参拝されていますね。
博多では 一月十日に行われています。
恵比寿様のご利益は、商売繁盛、大漁満足、五穀豊穣、航海安全、開運招福、学業成就、歌舞音曲などです。
一方の大黒様は、インドのマハーカーラという神様が元となっています。
この大黒様のご利益は、富貴栄達、財運金運、出世開運、商売繁盛、五穀豊穣などです。
どちらの神様も、私たちの生活に福をもたらしてくれる神様と言う事になります。
と言う事で
恵比寿様と大黒様は、商売繁盛に関係のある神様というところから、
ペアで飾られるようになったと言う事になるのではと思います。
因みに兵庫県にある西宮神社が恵比寿様の総本宮と言う事です。
日本の神様は 数が多いので 頭の整理をしなければなかなか理解が出来ません
では 沢山の神様が書かれている古事記は
一体誰が何の目的で書いたのか?????
は
明日に続く、、、。