EXECUTIVE BLOG
2019.8.29
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続きです。
人生ある出来事や 一言で 運命が変わって行く話でした。
私も 同級生の一言で やる気が出て 勉強を始め
その勉強の仕方も 自分に合った勉強方法を見つけ出し
それこそ 人が変わったように机にかぶりついて勉強をしていました。
通常の人より頭が悪い分 通常の何倍も時間をかけて繰り返して
やっと人並みなので仕方がないことでした。
それまでの だらだら勉強して 何かあると 勉強部屋をでて
冷蔵庫を開けたり テレビをつけたり
家族も呆れるほどの 落ち着きのない子供でした。
そういえば 今思いですと 小学校の通信簿には 常に
落ち着きがない と 先生のコメントが書かれているくらいでした。
この集中力が無い性格を 10分間勉強法で克服することで
平気で何時間も勉強をすることになるのですが、
ここで 思いもよらぬことが起きるのでした。
普通親としては 勉強する子供がいれば 褒めて 協力するのでは
と思います。
特に受験を控えれば 家族も応援すると聞いていました。
しかし しかし
我が家は違っていたのです。
勉強に没頭する私に対して
父親が
なんと
「そんなに勉強したいなら出ていけ」
と言うのです。
これには 驚きましたよね 通常であれば 遅くまで頑張ったねとか
無理するなよ とか 声をかけるのではないでしょうか?
それを
勉強したいなら出ていけ とは
要するに 父親としては 受験生が家にいると鬱陶しいし
テレビをつけて大笑いもできない
堅苦しくなるとの思いだったのです。
それで 仕方なしに
私は 2年生の夏から 近所の下宿屋さんに下宿することになるのです。
それからの 毎日は 布団で寝ることもなく
冬は 寝袋に包まりながら勉強して 夜はそのままごろんと横になり
早朝勉強のために起きてもそのままの状態で起きて勉強をしていました。
2年間布団で寝ることはなかったのです。
集中力が無い私でしたが 10分間勉強方法と 馬鹿扱いした同級生を抜きたい一心で
約2年間もこれを続けるのですから
やはり 変人かもしれませんね。
あんなことを言った父も亡くなりましたが
今思えば
勉強に一層集中させるために 家を出したのだと思い感謝しているところです。
勉強の目的としては邪道ですが
このおかげで 無事大学に合格して
留年する事なく 卒業出来て良かったと思うところです
これが無ければ 金融機関にも入社出来てなかったもしれませんし
その後の人生も大きく変わったかもしれません
今思えば あの時の同級生の一言が無ければ 今は無かったのではと思います。
と言うところで 今回の話はこれで 終了
明日からは
高光産業ITへの道に戻らなければなりませんが
無事に戻れるのか??
明日に続く。