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社長&顧問ブログ

2023.7.6

不思議な光景

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日は 岩手県の宮沢賢治の話でした

数多くの童話を出していますが

かれの作品の奥には 宗教的なものを感じてしまいます。

 

しかし あの時代に 銀河鉄道とか書いていますが 宇宙にも興味があったのでしょうか?

 

それから 驚いたのは 岩手県花巻に イギリス海岸があるのです。

普通海岸は 海に面しているから海岸だと思いますし

岩手県と遠く離れたイギリスの地名が付いているのは 何故かと不思議に思った事がありましたが

 

この イギリス海岸の名前の由来も 宮沢賢治だったのです。

彼の著の イギリス海岸について書かれています

そこには

「夏休みの十五日の農場実習の間に、私どもがイギリス海岸とあだ名をつけて、二日か三日ごと、仕事が一きりつくたびに、よく遊びに行った処がありました。

それは本とうは海岸ではなくて、いかにも海岸の風をした川の岸です。北上川の西岸でした。東の仙人峠から、遠野を通り土沢を過ぎ、北上山地を横截って来る冷たい猿ヶ石川の、北上川への落合から、少し下流の西岸でした。

イギリス海岸には、青白い凝灰質の泥岩が、川に沿ってずいぶん広く露出し、その南のはじに立ちますと、北のはづれに居る人は、小指の先よりもっと小さく見えました。

殊にその泥岩層は、川の水の増すたんび、奇麗に洗われるものですから、何とも云へず青白くさっぱりしていました。」

と書かれています。

 

イギリス海岸は 宮沢賢治が名付けたのですね、

 

銀河鉄道や 注文の多い料理店 イギリス海岸など あの時代にしては 夢のある作品ではと思います。

 

彼の作品からは 宗教的な事に裏付けがあるように思えますが

 

だからなのか?? と思ってしまう光景に 岩手県に行かれた方は目にしているかもしれません。

 

それは 多くの県民が 横断歩道を渡る時に 感謝の気持ちをこめて

お辞儀しているのです。

 

これを見た海外の反応は 日本人は礼儀正しい 律儀だと感じているそうです。

 

この行為は 小学校で教えているそうなのですが

一体いつの時期から始めているかはは 分かりません。

 

多くの県民が 宮沢賢治の本を読むことで

自然にこのような行為が芽生えてきたのではと思います。

 

本来であれば 歩行者優先ですから 堂々と道を渡れば良いのですが

このように お辞儀をされてしまうと

ドライバーが急いでいたとしても ついつい 横断歩道の近くでは

スピードを緩めて 歩行者が安全に渡れるような 運転をしているのではと思います。

 

わが福岡県では 横断歩道に人が居ても 無視して通行する車の方が多い気がします

きっと その分事故も多いのではとおもいますが どうなんでしょうか???

 

それから 先日も書きましたが

岩手県には 難解な地名が多くあります

 

その訳とは?????

 

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

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