EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.5.1

事故から学んだ事

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までの話も 今から数十年前の話になるので

なかなか詳細は覚えてないのですが

 

トラックで商品配達中に商品を落としてしまい

それを 探すために 大雨降る山道を20キロほど

商品を探すと言う話でした。

 

文字で書けば簡単ですが

それは 気の遠くなる話で ダンバール箱を探すのは本当に大変でした。

 

しかし

これを 絶対見つけない事には お得意様にも迷惑が掛かりますが

使い方の知識が無い方が ガスボンベを開けたりすると 体調を壊したりしますので

一番怖かったのは 子供がふざけて投げたり開けたりするのではと

不安になりました。

 

細い山道では 大型トラックには轢かれそうになるし

ずぶ濡れで体も冷え切ってくるのです。

 

こんな途方もない危険な作業を 社員に任せるわけには行かなかったので

 

当時 若造であった私が行くことにしたのです。

 

ここで 自分は安全な場所で 指示だけしていたら 人はついて来ませんね

前にも書きましたが 山本五十六の率先垂範の考え通り

顔に少しでも嫌だとか 辛いとかの表情はださず

散歩がてらに見つけてきますよ みたいに軽口をたたく感じで出かけたのでした。

 

 

結果から言いますと

無事に トラックから落ちた商品は 道路わきの畑の中に落ちていたのですが

人通りが少ない場所でくぼみに落ちていたことから

事なきを得たのです。

 

すぐさま 代わりの商品を 農協様に届けることになるのですが

ずぶ濡れのボロボロになった兄ちゃんが 残りの商品を持って来たことに

驚きもされましたが 事情も理解して頂き何もクレームを言われずに済んだのです。

 

そして そのことを メーカー様にもきちんと報告し

事故もなく 配達先からのクレームが無かったので

この事故については お咎め無しを頂き

その後も お取引を継続させて頂くことになったのです

 

先日書いた 油漏れ事故や この時の 商品紛失事故にも

こちらが誠心誠意事にあたれば怒られはしますが 今まで以上に

強い信頼関係が結ばれるのだなと感じ

その時は若かった私にとりましては 非常に良い経験だったと

今思うとそう感じるのです。

 

いつも同じ誤りばかりしてのでは救いようがありませんが

一つ一つ 事例を糧に進歩していくことが大切だと学びました。

 

さあ

 

いつまでも

物流時代の話を繰り返すわけには行きません

 

年末から止まっている話

有田の陶器屋さんのはなしや

何故 私が麻布十番に行くことになったのか?

 

の話に戻らなければなりません

 

明日は

無事に元に戻れるのか??

 

それは

 

明日のお楽しみ、、。

 

  高光産業株式会社 公式サイト

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