EXECUTIVE BLOG
2021.12.27
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 平成時代の天皇陛下 今は上皇陛下の誕生日である 12月23日に関する話でしたが、
いつの間にか 話が逸れて 大正天皇から大正ロマンの話になってしまいました。
今日は 12月23日に纏わる話に続くところでしたが、
その前に 昭和天皇が戦後出した人間宣言とは何かを 先にしたいと思います。
天皇陛下が 人間宣言をしたと言う話を 今の方々が聞いたら
何を言ってるの???と
思うでしょうでしょうね。
誰がどう見ても 昭和天皇は生身の人間だったはずなのに
何故 わざわざ 国民に対して 私は人間でありますと
宣言をしなければならなかったのか? については
今では ご存知の方は殆どいないと思います
しかし 戦時中までを知っている方々は 天皇陛下は神であると教育されていたのです。
それが 何故人間宣言をしたのか??ですが
そもそも、「人間宣言」とは
1946年(昭和21年)の1月1日に昭和天皇によって発布された詔書のことなのです。
これにより、天皇の地位が根本的に変更されました。
1946年とは、1945年まで続いた第二次世界大戦の終戦直後の事ですね
この「人間宣言」という名称は正式な名称ではないのです。
「人間宣言」の他に「新日本建設に関する詔書」と呼ばれることが多いのですが、
この詔書に関する正式な名称は存在しないとされています。
この宣言の冒頭に1868年に明治天皇が示し、明治新政府が発布した、五箇条の誓文について書かれています。
「五箇条の御誓文」は学校で習ったことがありますよね。
これは新しい政治の基本方針のことで、当時明治天皇は16歳という若さだったというのですから
驚きですね。
明治天皇は
この五箇条の誓文で、神々に新政府の目標と方針を誓ったのです。
また、明治政府はこれにより、天皇中心の政治をしていくことを国民や他の国に
アピールすることを目的としたのです。
五箇条の誓文の内容を簡単にまとめますと、
このようなことが書かれており、これを冒頭に書くことでこれまでの天皇制を
完全に否定してはいませんが、その後に「人間宣言」と呼ばれる理由の文章が続くのです。
そこには
「天皇と国民との間の結びつきは、常に相互の信頼と敬愛によって結ばれており、単なる神話と伝説によるものではない」と書かれており
更にその後に
「それらは、天皇を神であるとし、日本人は他の人種よりも優れており、世界を支配する運命にあるという誤った概念に基づいているのではありません」
と続くのです。
これらの文章から今までの神話や伝説、これまでの天皇制は全否定していませんが、
「天皇が神である」ということは全否定されたのでした。
昭和天皇が「人間宣言」を発布したことにより、天皇が神であるということを否定され、
今では「国民の象徴」とされていますね。
では 一体 この天皇陛下は誰が最初で 誰が天皇を神としたのか???の
疑問が湧きますね
そして これらの事実が分かることで
12月23日が 重要な意味のある日にしようと 戦後連合国がある企てをするのですが
その話は?????????
またまた
明日に続く、、、、、、。