EXECUTIVE BLOG
2024.3.30
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは GHQの指令により 神社庁が出来たと言う話でした。
日本の長い伝統文化も 敗戦により形を変えさせられたのは残念です。
しかし 形が変わってもそれを上手く活用するのが日本人なのかもしれません。
昨日の話にでていた 東京大神宮は 神前結婚式を流行らせた神社だと言われています。
今では結婚式と言うと 別にクリスチャンでもない方々が チャペルで行っていますが
私からすると 非常に違和感がある気がします。
人生で一度も キリスト教会にも言った事がない人たちが 牧師さんの前で
誓いあってる姿は他国の人からすれば 奇異に見えるかもしれませんね。
では イスラム式やユダヤ式でも良いのでは?? と思ってしまいますが
何となく チャペルで行うことが 信心とは関係なく カッコ良いと思われているのでしょうね
それでも 最近は 日本式の神前結婚式も増えているそうです
伝統的なイメージのある神前式ですが、実は神社での挙式が広まるきっかけになったのは歴史は浅く、明治33年(1900年)のことでした。
皇太子・嘉仁親王のちの大正天皇が東京大神宮で挙げた結婚式がはじまりだったのです。
100年以上も歴史があるのに、「歴史が浅い」と言われてしまうのも、
日本の面白いところですが、それまで結婚の儀礼は各家庭で行っていたため、
今の結納に近い形のものが一般的だったそうです。
しかし、明治の世になりキリスト文化が輸入されたことから、
日本でも神様の前で愛を誓う結婚式の概念が生まれます。
そこで、日本の神様を祀る神社でも、新郎新婦・両家の契りを交わす神前式を行えるところが増えてきたと言う事になるのです。
しかし結婚の儀式自体は歴史が古く、
はじめての記録はなんと日本最古の書物・古事記の、神話の時代までさかのぼるのです。
古事記によれば、
日本を生んだ夫婦神、イザナキとイザナミは、大きな柱の周りを別々にくるりとまわり、出会ったところでお互い声をかけ合ったそうです。
神話なので 何とも言えませんがなんとも可愛らしい結婚の儀式だと思います。
今でも、兵庫県淡路島にある伊弉諾神宮などで、この神話を元にした神前式が行えます。
読み方が難しいですが イザナギ神宮と読みます。
今でも パワースポットとして人気の神社だそうですので
淡路島いかれる時は 是非参拝されて見てください。
東京大神宮もそうですが 縁結びの神様と言う言葉をよく耳にしますね
神様は恋愛がお好きなのかと思ってしまいますが
その真相は?????
は明日に続く、、、。