EXECUTIVE BLOG
2022.5.11
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは 明暦の大火 通称「振袖火事」 の話でした。
1人の女性の振袖が燃えて江戸が 大火事になったのですが
実は そこには 隠された秘密があって 幕府が都市開発の為に火をつけた
と言う話から 老中の家が火元であったため それを隠すために
振袖が燃えたと言う情報を流したと言う話もあります。
が 今となっては 何が真相かは判明していないのです。
で
この振袖火事と良く勘違いされている江戸の火事が 八百屋お七の火事です。
今日は この八百屋お七とは何なの??? についてです
この話は、恋に溺れた少女が火事を引き起こしてしまうという、
ちょっと切ないお話です。
1683年1月25日、このお七は火事に遭い寺で避難生活を送ることになったのです。
そしてその寺で避難生活の世話ををしていた吉三郎と恋仲になるのです。
しかし、住む場所が再建されるとそちらに戻ることになって別れ別れになってしまうのです。
その時お七が考えた恐ろしい事は、
火事が起こればまた会える…。だったのです。
そう思って火事を心待ちにするお七でしたが、
そう簡単に火事が起こるものではありませんでした。
それでも吉三郎に会いたいあまり、ついにお七は自分で自宅に火をつけてしまったのです。
すぐに発見されて火はボヤでとどまったものの、
当時の火付けは死罪でした。
お七はこの時16歳の若さで火あぶりの刑に処されてしまったと言う話なのです。
火事が起こったのは1683年、振袖火事よりは30年ほど後に起こったとされています。
本郷で起こった火事で、振袖火事の起きた場所と非常に近いのです。
時代もさほどはなれ過ぎていないことから、振袖火事と混同されることが多いようです。
このお七は実在したのでしょうか?。
放火の真相については今となってはわからずじまいですが、
理由はどんな事にしてもお七という女が江戸の町で放火したという事実は
ほぼ間違いないそうです。
実際に私も見ましたが現在の文京区白山の円乗寺には八百屋お七のお墓があります。
この「八百屋お七」の話は少女の悲恋として有名で、
歌舞伎の題材にもとりあげられているなど有名なお話ですから多くの人が知っている話なのだと思います。
で 火事に関する話ですが
東京でも人気のスポットに吉祥寺と言うエリアがあります。
JR中央線と 京王電鉄井の頭線が乗り入れていて 非常に便利な場所です
駅名が吉祥寺ですが ここに吉祥寺はありませんよね?????
では 吉祥寺はどこに???
そして 吉祥寺も江戸の大火に見舞われたのです
この吉祥寺どこにあって 何故 武蔵野に吉祥寺と言う地名が出来たのか????
それは????
明日に続く、、、、。