EXECUTIVE BLOG
2021.8.26
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 時代の波が来ている時とは
一早くそれをキャッチして
その波から 逃げ出すのではなく向かって行くことが必要では
と言う話でした。
人間は保守的ですから なかなか 今までとは違う事が起きると
そこに向かう事より いかに避けて行けるかを考えてしまう傾向があります。
私含めて 古い世代は 「俺の時代はこうだった」 と
言う人が多いかなと思います。
多分 自分の知らない事からは無意識逃げ出したいと考えてしまうのだろうと
思います。
ここのブログでも何度も書いていますが
幕末の時も 武士は武士社会を如何に守ろうとして戦っていましたし
終戦の時も 新しい時代が来ることを恐れて破滅へと向かう徹底抗戦を唱えたものも
居ました
芸術の世界でも 新しい 作風を考えて世に出した時は 古い考え方の芸術家は
それは 芸術ではないと 批判をしていました。
キャッシュレスの時代に入る前の話ですが
やがて キャッシュレスの時代になるだろうと予見して 私が新しい特許を取得した時の話になります。
このビジネスモデル特許の内容については 又後日書かせて頂きますが
この特許は 日本だけでなく フィリピン 台湾 中華民国 中華人民共和国 シンガポールでも取得しています。
海外展開はこれからなのですが 今や国内においても キャッシュレス花盛りの感じがしますね
ほんの5年ほど前の話ですが
キャッシュレスの特許を取得した時に これの活用法についての提案をある
大手証券会社の重役のところに出向いて 説明させた頂いたのですが
その 説明が終わった後に
言われた一言は
「おれは 財布もって現金で払うよ キャッシュレスの時代なんて来るのか??」
と言われたのです。
これが ほんの数年前の話です
今では この方は キャッシュレス中心の支払いを行っているのですが
いったい あの時の対応は なんだった?の思ってしまいますね
しかし これは仕方がない事で
市場にサービスが出回って初めて事の重要性に気が付くのが世の常なのです。
あまり早いタイミングで話をしても
人間は 前例がないもの 事例が無いものを信用しません。
誰かが始めると 他社に乗り遅れまいとして慌てるのです。
先日書いた ある大学の様に
少子化になってから慌てている大学と 30年前から手を打っている大学との違いを
思い知らされますね、
誰もやってない事だからこそ 他に先駆けて行うには
相当な勇気がいるようですが 出来ない理由を考えるのではなく
もっとチャレンジしようと言う気持ちが無ければ 企業は退化してしまうのではと
思います。
それで 個人情報保護法が出てきたときのサービスとして
私がある ビジネスモデルを考案して これを ある大手会社に持って行った時の
話に進まなければなりませんが
本当に 今思い出しても このような方が 会社の進化を止めているのではと
思うような対応されたのです
この話は
またまた
明日に続く、、、。