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社長&顧問ブログ

2024.11.2

千穐楽

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは ハロウィンの話しから

ローマ方法がハロウィンを利用して信者を増やしたと言う話になり

 

そういえば 初代法王は誰かと考えてみたら キリストの12使徒のペテロだった

と言う話でした。

 

ペテロもかつて ユダのようにキリストを裏切って嘘をついてたか事がありましたが

片や 法王で片や稀代の裏切者になってしまった事には興味が湧きますが

 

何故だかは私にはわかっていません。

 

福沢諭吉の言葉で人の下に人を作らずとの名言がありますが

 

神の下では平等であるはずですが 何故法王と 王を名乗るのか?

不思議な気がします。

 

ここで 更に不思議に思う事が出て来ました。

キリストを漢字で書くと基督でキリシタンを漢字で書くと切支丹ですよね、、、

 

全く気にもせず 基督だし切支丹だと思っていましたが

なんで漢字が統一されてないのか??? と思いますよね、、、、

 

基督は中国で作られた当て字が日本に入ってきたもので

切支丹は日本で作られた当て字だそうです。

 

聞いてしまえば何だと思ってしまいますが、

 

基督は日本ではキリストを表す熟語の感覚で定着していますね、

又、切支丹は

キリシタンの音を表す当て字として画数の少ない漢字を選んで当てたものなんだそうです。

 

では マリア様を漢字で書くとどうなるのか???

これは 聖母で良いそうです。

 

普段当たり前に使っている言葉も意味を調べると面白いです。

 

面白いと言えば 又興味を持った言葉があるのです、

 

11月になると 大相撲の九州場所が始まります。

 

相撲の事で気になった言葉があるのですが

 

大相撲の最終日である15日目の事を千秋楽と言いますね、

 

これも 最後だから千秋楽なんだと何の疑問を持たずにいましたが、

なんで最終日が千秋楽なんだろう? とふと思ってしまったのです、

 

この千秋楽と言う言葉は 相撲だけでなく 歌舞伎でも使われていますが

演劇では同じ読み方で 「千穐楽」 と書いているのも見かけます、

 

この違いも何なのかと不思議に思っていました。

 

演劇での千秋楽とは、演劇で同じ作品を長期間上演する際の最終日のことで、

全国地域での公演がある場合は各地の最終公演を「千秋楽」、

全ての最終公演を「大千秋楽」と言うそうです。

 

千秋楽のことを「楽日」または「楽」と呼ぶことも多く、

千秋楽の前日のことは「前楽」と呼ばれていて、

ちなみに、公演が始まる日は「初日」、

公演の真ん中に当たる日を「中日」と呼んでいます。

 

大相撲でも 初日 や 中日と 言う言葉をよく耳にしますね、、

 

「千秋楽」と「千穐楽」は漢字が違うだけで、読み方も意味も同じなのですが、

江戸時代の劇場であった芝居小屋は木造が多く、

火事で燃焼することも珍しくありませんでした。

「秋」という漢字の「火」の部分は縁起が良くないということから、

同じ意味合いの「穐」の文字を使うようになったと言われているんです。

 

穐 と言う字は 殆ど使われてないと思いますが

音読みで しゅう 訓読みだと あき なんですよ

 

それで 秋も穐 も同じなのですが

 

劇場では 秋の漢字には 火がついていて 縁起が悪いと言う事で

火がついていない 穐 を使っているのです。

 

 

縁起と言えば 福井と言う地名は 昔 北の庄と呼ばれていましたね

それが 何故福井に替わったかといいますと

 

この 秋と同じ様な感じで 北の庄の 北は 敗北の 北が使われて縁起が悪いと言う事で

城内にあった 福の井から とって 福井としたと言う話もあります。

 

普段 何気なく使っている言葉でも ちょっと 気にかけてみると

色々面白い事が分かってきます。

 

では

 

明日は 何に興味を持つのか???

 

 

明日のお楽しみ、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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