EXECUTIVE BLOG
2023.5.26
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 各地のお葬式の風習の話でした
狭い日本でも 各地に色々な風習があるなと思います。
自分では常識な事と思っても 他の地区や人からしますと
常識ではないと感じてしまいます。
又 お葬式では 宗派によって しきたりが違うので 迷ってしまうと
思いますが
もし イスラムの方や ユダヤ教徒の方が 日本のお葬式に参列した場合には
仏教のしきたりに従うのでしょうか?
きっと 自分の宗教の形で弔意を伝えると思うので
我々も 仏教の宗派が違っていても 自分の宗派のやり方で良いのではと思います。
で今日は
葬式には香典を渡すのが常識ですが そもそもこの香典とは何なのか?に
ついての話です。
日本では、
結婚や出産、弔事などの際に、贈り物やお金などをいただいたら、
基本的にはお返しをするのがマナーです。
その目安となっているのが「半返し」という風習です。
香典の半返しには、どのような由来があって、どんな時でも守らなければいけないルールなのでしょうか。
半返しとは、いただいたお祝いに対して、半分程度の金額でお返しをすることをいいます。その由来は、葬儀の際に参列者からいただく「香典」にあるとされているのです。
香典はもともと仏教の“相互扶助の精神”から生まれた言葉で、
かつての葬儀では、香典で葬儀費用の半分程度をまかなっていたとされています。
その時に余った香典を、
「お礼」というかたちで香典を出してくれた方々に渡したことが、
半返しの始まりだといわれているそうです。
そもそも「香典」というものの始まりをさかのぼるのはそう簡単なことではないようです。
はるかな昔から、
人間には、「花を死者に捧げる」「樒をお墓に置く」という風習がありました。
香典の始まりをどこにとるかというのは諸説ありますが、
このあたりが「香典」の原点であったと言われています。
現在のような「金銭での香典」は、
室町時代の後期からとされています。
ただ、この頃、金銭で香典をやりとりできるのは上流階級である武士だけだったそうです。
それ以外の人たちは、お金ではなく、食べ物などを持ち寄ったとされています。
また、線香が一般化していくと、線香を持ち寄るようになりました。
お墓に花を置くやり方とは異なりますが、
線香を捧げるということで、ここからが「香典」の始まりだとする説もあるようです。
しかし この渡し方にも 各地で又風習があるのでしょうが
この話は ここでおしまいと言う事で
明日は 全国にある変わった風習 習慣について
に
続くか????