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社長&顧問ブログ

2024.11.17

南極物語

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは エベレストに最初に登頂成功した日本人の話しでした。

この女性は 田部井淳子さんと言う方ですが

彼女は 世界で初めてエベレスト登頂に成功した女性なんですから、日本人の誇りですね、

 

エベレストがあると言う事は そこに見えているわけですから 当たり前なのですが

人類が頂上に達したのは 20世紀になってからですね、

 

一方 南極大陸が発見されたのは 200年前です。

ご承知の通り極寒の地ですよね しかし ある事すらわからなかった地に人類は

見えているエベレストより 遥か先に到達しているのですから

 

如何に エベレスト攻略が大変なのか?が理解できます。

 

南極と言えば 南極に置いていかれた タロとジロの話は 聞いた事があると思いますが

中身をよく知らなかった時は 人間だけ帰国して 犬たちを置いていくとは なんてひどい話なんだ と思ったのですが

 

よくよく聞いてみますと 隊員たちは 入れ替わり南極入りをするので

次の 隊が来る少しの間だけ 犬たちは南極で待たされる事になるのですが

 

当時の 事情で 次の南極隊が行く事が出来ずに 結果 一年間も犬は南極に

放置されていたのです。

 

結果は 一年後 隊員が南極についてみると この二匹が生き残っていたという

感動の話になったのですが

 

犬は人間と違って この野郎とは思わなかったのでしょうね

しかし 涙なくしては聞けない話ですし 高倉健が主演した映画を見たら

絶対に泣きますよ。

https://youtu.be/0CGFF6AJcfI?si=yYAMUFMHhJ9qJxQW

 

高倉健さんが出る映画は 本当に感動する映画が多いですよね、、、

 

南極の話しはここらで終わり エベレストに戻りますが、、、

 

エベレストは測量される以前から、現地民に「とても大きい山」と認識されていて、

地域ごとに呼び名があったようで、

現在も、中国・チベット語で「チョモランマ」、ネパール語で「サガルマータ」という呼称が伝えられています。

 

日本がそうであるように、人間の生活圏のすぐ近くに高い山があると、ほぼ必ずと言って良いほど山岳信仰が生まれる。エベレストを含むヒマラヤ地域も例外ではないそうです。

 

 

エベレスト周辺の高地に住み、ヒマラヤの高峰を聖山として信仰する種族で

「シェルパ族」が居ますね。

聞いた事はあるかと思いますが、

エベレスト登山のガイドを務めることで有名な現地民です。

エドモント・ヒラリーと共にエベレスト初登頂を成し遂げた人も、このシェルパ族でした。

 

このシェルパ族はチベット系民族で、基本的に「チベット仏教」の信徒なんです。

 

チョモランマという言葉の意味は、

「大地の女神」「世界の母神」「象の姿の堂々と美しい女性」などで、

いずれも女神を表す言葉なのです。

 

日本の一般的な山岳信仰と異なり、ヒマラヤ周辺では基本的に登山が禁忌とされてまして「神様の居場所である聖山に人間が入ってはいけない」という考えが現地にはあったのです。

ちなみに欧米では、山は神でなく悪魔の棲む場所とされることが多く、

そこに人間が入っていくことは悪魔退治という英雄的行為に繋がったとも言われており、このあたり、登山への民族性が出るのも面白いですね。

 

長い間 そこに見えているのに 誰も登っていなかったのにはこのような理由があったからだと思います。

 

多分欧米人が来て 登ると言った時も かなりの抵抗があって 20世紀になって

やっと登頂成功に繋がったのではと思いますね

 

と言う事で

 

そこに山があるから登る と言う名言から エベレストの話になりましたが

 

明日は

そこに紙があるから 書いたとも言われている 清少納言の枕草子の話に

戻れるのかは??

 

明日へ

 

続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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