EXECUTIVE BLOG
2020.10.19
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きですね
昨日は 講演会で出会えた著名ジャーナリストから面談の返事を
頂けたと言う話でした。
その結果を書く前に
一昨日の話の続きがありましたね
それは ハロー効果の大切さと
もう一つは 単純接触の法則の事です。
ITコンサルが使うときは ザイアンス効果と呼ぶようですが
私的には 単純接触の法則の方が理解しやすいです。
これは マーケティングでよく使われるそうなのですが
一昨日書いたビールの話
当時は ビールはキリンビールが市場を独占していました。
これを この事を又横文字を使って表現すると
ガリバー的寡占と言うそうです
なんでガリバーなの? と思うでしょうが
これは
ある産業において一企業のみ市場占有率が、小人国におけるガリバーのようにとび抜けて大きく、他の群小企業が残りの市場を分け合っている状態を表す言葉で
小人の国の巨人と言う意味から来ているのですね。
キリンビールは 1970年代から市場の6割を占めていたそうです。
我々が 就職する時は キリンはガリバー産業だとよく耳にしていました。
それが いつの間にか アサヒビールに抜かれてしまったのです。
学生時代は ガリバー企業を追い抜く会社など出てこないと言われていましたが
出てきたのです。
それがアサヒビールなのですが
きっと優秀なマーケテターが社内に居たのか はたまた広告代理店の成果なのか
ある日から テレビでガンガンアサヒビールのCMが流されるのです
そこには 今まで聞いたことも無いようなフレーズ 「ドライ」 でした。
一体 そのドライが何なのか分かりませんでしたが
大量にその広告を見ているうちに 「ドライ」に興味を持つようになってしまい
居酒屋に行くと ドライを注文してしまっていたのです
私は酒飲みでもなく 味は 殆ど分からないのですが
このドライを飲んだ時は 明らかに それまでのキリンビールとの違いが分かりました。
なんとなく 大人の味がしたのです
大人の味がすると CMからも洗脳されていたのかもしれませんが
ビールは ドライを注文しなければならないと言う気にさせられていたのです
最近のCMでは 缶コーヒーの宣伝で 「朝のコーヒー」 だったと思うのですが
このCMがガンガン流されていた時は
朝 何気なく缶コーヒーを書くときに 自然と指が 朝のコーヒーのボタンを
押していたのです
なんと単純な男かとおもいますが
それだけ テレビCMに洗脳されていたのですね
この 何度も何度も繰り返して 人の頭に記憶を残して行く方法が
単純接触の法則と言うようなのですが
この著名人ととの出会いのころは そんな法則がある事などは知らなかったのです
が 本能的に こうあるべきだと考えていたようです
それで そのジャーナリストとの接触を図ることになるのですが
やっと返信が来て 帝国ホテルに出向くことになり
そこで 待ち受けていたこととは??
それは
明日に続く、、。