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社長&顧問ブログ

2021.8.21

商店街から産まれたビジネスモデルとは??

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

 

昨日までは 博多の街をぶらぶらしている時に 見つけた

日本最古の商店街の跡の話から

商店街と言えば 最近は活気がない商店街が多くなり

シャッタ通り商店街が増えたと言う話でした。

 

そんな 商店街を何とか活性化させようとする企画の一つに

商店街あげてのくじ引きと言うのがあります。

 

チラシなど見てその事を知ると どうせ買い物するのであれば

その商店街に行ってみようと思うのが人情ですね

 

商店街の組合も この時ばかりは気合を入れて各店舗に協力を呼び掛けて

いるのでしょうね

お買い物の金額ごとに くじ引きをお客様に渡して

それをもってくじ引き交換所に行く仕組みを上手く使っているとおもいます

 

かくいう私も そのサービスに惹かれて 商店街に行ったことがあります

そして 靴屋さんで商品を買って そこで頂いたくじ引き券でくじを

引いたところ 今までは 大体残念賞でしたが

その時は 大当たりでアメリカ旅行が当たったのでした。

これには くじ引きの店員さんも驚き 恥ずかしくなるくらいの大きな音で大当たりの

鐘を鳴らしたのでした。

私も 一瞬ほんまかいなと思いながらも 嬉しくてたまらず

この事のお礼を申すために 先ほど買い求めた靴屋さんへ行ったのです。

 

 

そして おかげ様で ここで靴を買わせて頂き その時に頂いたくじ引き券でくじを

引いたところ 大当たりでアメリカ旅行が当たったんですよ

と報告したところ

 

こちらの思いとはちょっと違って

そのお店の方々の対応は だからどうしたの? 的な感じだったのです

 

一緒に喜びを分かち合えるのかと思っていたのに この対応は何なの? と

思いましたが

 

よくよく考えてみたら この店が アメリカ旅行を提供してるわけでなく

組合で決まった事を 売り上げに応じた分のくじ引きをお客様に事務的に

渡すだけで 喜んで 来た私が それで 靴を更にもう一足買うわけではないから

ああそうですか的な 対応になったのだろうと思ったのでした。

 

 

その時に感じたのは、 折角 くじ引きと言う企画を商店街で立ち上げて 多分当選商品は組合の積み立て金の中から充当しているだけで 各商店とすれば くじ引き期間は

確かに客足が増えるでしょうが それが終われば  どこの誰が来たのかも分からないのですから 通常の接客しかしないのだろうなと思ったのです。

 

期間中沢山の新規顧客が来たのにも関わらず どこの誰かもわかならいという事に対して勿体ないなとおもったのでした。

 

これは くじ引きに限らず 何かにかこつけて 太鼓祭りをしてみたり

お笑い芸人を呼んでイベントをするなどの企画をよく目にしますが

いずれも同じことで 一過性のイベントで終わってしまい

 

何処の誰が何の目的で来たのかと言う情報は収集されていないのです

 

確かに 各店舗ごとは 期間中に何人のお客様が来られて売り上げがどれくらいあったかは 把握しているでしょうから

イベントが終わって 組合での会議では 去年より人手が多かったとかか

売り上げが全体で伸びたとかで

来年はどうする? とかの議論をするのでしょうが

 

ここに 何か勿体なさを感じるのでした

 

何を思いつく事になるのか?

 

明日へ続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

 

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