EXECUTIVE BLOG
2023.5.20
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 日本最古のお寺の話でした
中学時代では 仏教が来てご参拝 と言う事で
仏教伝来が 西暦538年であることは習いましたが よくよく考えてみますと
知らない事ばかりです。
お寺があるのが当たりまえ 色々な宗派があるのが当たり前として捉えていましたが
少しだけでも興味を持って掘り下げるだけでも 色々な事が分かり歴史も面白くなります。
昨日も少し触れましたが、
百済から、日本に最初に伝わった仏像、経典があったとことは知っていましたが
それらは物部氏により、川に投げ込まれ、紛失してしまったそうです。
物部氏は仏教に対して反対していたからなんだと思います。
しかしその仏像は、ある人が、引き揚げ、長野県に持ち帰り、毎日、拝んだと言う話も
残っているのです
そしてそれがあるのが現在の、長野善光寺だと言うのです。
今度善光寺に行った時にでも調べて来ようと思います。
そこで興味が湧くのは
仏教が伝来した時の宗派は何だったのか??です
しかし仏教の宗派という概念が出来たのは後の奈良時代以降だそうです。
と言う事で仏教伝来時は、現在の宗派は、存在していなかったと言う事になります。
それでかどうかは分かりませんが
善光寺も、現在は、真言宗と天台宗が共同で管理しているようなのです。
常識で考えますと 一つのお寺に付き一宗派かと思いますが
善光寺は 宗派が無い時代からのお寺だったのでしょうか、、、
日本では 仏教が一番多いと言われてますが
殆どの方は お葬式の時しか 仏教と関わっていないかと思いますし
自分の家が どの宗派かも理解していないかもしれません
その中でも日本最大の宗派は、浄土真宗で2位も浄土真宗、3位も浄土宗と、
浄土仏教が圧倒的な人数だと言うことになっているようです。
禅宗や天台宗はその次になっています。
宗派までは何となくわかっていたとしても
そもそも仏教の教えとはなんぞや?? と聞かれてもなかなか答えられない方が多いのではと思います。
仏教の目的は、宗派にかかわらず、生死解脱です。
生死解脱というのは、苦しみを離れると言う事です。
これらの宗派を、まず「苦しみから離れられる対象」、
つまり誰が苦しみから離れられるのかという視点で見ますと
1.すべての人
2.修行ができる人だけ
の2種類に分かれるのです。
1のすべての人を対象としているのは、浄土真宗と浄土宗です
そして
2の必ず出家して修行が必要なのは、天台宗、真言宗、禅宗、華厳宗 、法相宗です。
さらに、その2つのグループを
「いつ苦しみから離れられるのか」という視点で分類すると、
1.生きている時に救われる
2.死なねば助からない
という2通りに分かれるそうなのですが
この詳細については奥が深くなりそうですが
明日に続くか????