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社長&顧問ブログ

2025.1.7

四神相応

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 飛鳥から平安時代に至るまで 都があちこちに変わったと言う話でした。

 

その都が存在したところで 時代も 飛鳥時代 奈良時代 平安時代と後世の人に

よって区分されたようです。

 

では 平安時代以後は ずっと京都なので ずっと平安時代で良いのではと思ってしまいますが

時代が 貴族から武家社会に変わって行くことで

今度は 将軍ごとに時代が決められて行ったのでしょう。

と言うことで

今日は日本の歴史において大きな転換点となった、平安時代の京都遷都についてお話し

になります。

私も日本史を勉強した時に

「なぜ桓武天皇は奈良の平城京から京都の平安京に都を移したのか?」

に興味を持ちました、、。

 

奈良時代の都だった平城京では、多くの寺院が建てられ、

僧侶たちが政治に関与するようになっていたようです。

 

当時の仏教は国を安定させる重要な役割を果たしていた一方で、

権力闘争に巻き込まれることもありました。

大人しいと思う仏教でも 権力を目の前にすると 自分がその権力を

手にしたいと思うでしょうか??

 

当時の桓武天皇は、こうした寺院勢力の影響力を排除して、

天皇中心の政治体制を築くために新しい都を必要と考えたのです。

 

新たな都を建設することで、

政治と宗教を切り離し、安定した統治を実現しようと考えたと言う事なんでしょう。

 

妙な成り上がりの僧侶よりも 遥かに当時から天皇陛下は民衆の事を一番に考えていたのではと思ってしまいます。

 

では 何故 今の京都の平安京に遷都したのかですが、、

平安京が選ばれた理由のひとつに、地理的な条件が挙げられたようです。

 

京都は三方を山に囲まれた自然の要塞のような場所で、防衛がしやすいだけでなく、

鴨川や桂川などの川が流れ、物資の輸送にも便利だったと言う事になります。

 

また、地形や地理を重視する風水の観点からも平安京は「理想の都」と考えられていたことで

長く安定した政権運営が期待される事になったようなのですが、、、

 

ここで 又興味が湧くのは

最近でも良く耳にする 風水とは 一体何なのか? 何故京都は風水的に良いのかについても知りたくなりますよね、、。

 

風水で理想的な土地と言われる条件に「四神相応」という考え方があるそうです。

これは、中国の神話に登場する4つの守護神と地形が結びついたものなのです。

この4つの守護神を 京都に当てはめてみますと、、

 

先ず東の青龍は川を象徴する神様で

京都では「鴨川」が青龍としての役割を果たしています。

 

次に西の白虎は道や平野を象徴する神様で

京都では、西には「桂川」と交通の要所があり、白虎の条件にぴったりだそうです。

 

その次が南の朱雀でこれは広い平地や開けた土地を象徴だそうです。

京都の南側は広大な平野が広がり、開放感があり まさに朱雀だと言う事になります

 

最後に北の玄武とは、山を象徴する神様で

北には「比叡山」や「船岡山」がそびえ、玄武の役割を担っていると言われています。

 

このように、京都は自然の地形そのものが完璧な四神相応の配置になっているんです。

まさに、理想的な守られた地だと言う事になるのですが

 

だったら 最初からこの地にしておけば良かったと思ってしまいますね、、

 

では

桓武天皇に風水を教えて 都を京都に進言した人はだれなのか???

 

にも

興味が湧いてきますね

 

この話は

 

明日に続く、、。

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https://takamitsu.com/

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