EXECUTIVE BLOG
2022.2.10
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
弱小球団に 城島選手が入団した時の話になりました。
彼は若くして 見るかに闘志溢れるプレーをするので
それまでの生ぬるい体質のチームが 彼によって少しづつ変わって行った
ような気がしてました。
それで 私は城島ファンになり いつしか 彼の追っかけみたいな
事をしていたのです
トークショーがあれば それに参加したりしてました
ある日のトークショーでは くじ引きで 彼のミットが当たったり
次は サイン入りバッドが当たったりして
その都度喜んでいたのです
そして 球団主催のバレンタイン企画では 選手に チョコレートを
贈れると言うので さっそくそれに応募することにするのですが
さすが当時のダイエー商法なのか 贈れるチョコは 当時ダイエーが運営していた
シーホークホテルで売っているチョコ以外ではダメという事なので
仕方なしに そこで 買って贈ったのでした。
これで 相当この売り場は儲かったのではと推測しますが
親会社がスーパーだっただけに当たり前の商法なのだなと感心していました。
この企画チョコを贈るだけでなく 贈った人に対して ホワイトデーには
抽選で当たった人に 今度は選手からクッキーが貰えると言うファンサービスが
付いていました、
相当なファンが応募していましたから 先ず当たる事は無いと思っていたところ
何と 抽選にあたり 指定された日に球場に行くと 選手から直接クッキーが貰える
事になったのです。
会場へ行ってみますと 選手が一列に並んでおり ファンはお目当ての選手の
列に並ぶことになるのですが
勿論私は 城島選手の列に並んだのです
しかし 冷静になって周りを見てみますと
当たり前と言ってはあたりまえかもしれませんが 殆どが 若い女性だったのです。
今から 20年近く前とは言え その列の中に 一人妙なおっさんが並んでいるのは
非常に奇妙な光景だったかもしれませんが
そんな事を気にせず ひたすら自分の順番になるまで 列に並んでいたのです
一人一人に城島選手がクッキーを渡し 丁寧に ファンと握手をしていくのですが
それは ほぼ機械的な作業になっていました、
やがて 私の順番になり 機械的に彼もクッキーを手渡して 握手をしようとした瞬間
顔を上げて私をみると 当然ですが
「なんで おっさんなんだ!!???」 みたいな 当惑した顔をしながらも
握手をしてくれたのでした
一ファンとしての私としては これはこれで非常に嬉しい事でしたので
後日 球団を一緒に呼んだ連中にも自慢話をしていたところ
この話が 当時の球団社長の耳にはいり
私に 直接連絡があり
「そんなに城島のファンならば明日 球場に来ないか?」
と誘って頂いたのです。
その日は試合がなく 練習日だという事なので
選手にもそれほど迷惑にはならないから 来ても良いと言うのです
こんな 感激の話はありません
又と無いチャンスです。
早速 私は球場に足を運び どうやってそこまで行ったかは忘れましたが
球団社長も待っている ブルペンにまで 入って行ったのです
そこには 当時エースだった工藤投手が 城島のミットめがけて投球練習を
していたのですが
社長が練習を中断させて
城島に向かって「ジョーー!」と呼んだのです。
練習中とは言え 球団社長から呼ばれた城島は 当然ですが
練習を中断して 社長の元に来ることになるのです。
そして
そこで 感激の直接対面となるのですが
その後どのような展開になって行くのか???????
は
またまた
明日に続く、、、、。