EXECUTIVE BLOG
2022.2.18
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
番町小学校の話から 番町にあるイギリス大使館の話になり
そこから調べてみますと
なんとイギリス大使館に対して 日本国が土地を無償譲渡したらしいとの
話から アメリカ大使館も家賃を滞納しているのでは? と
いう話になりました。
これらの事が真実かどうかは分かりませんが
このような 話になるのには
そこに 外交特権と言うのが関わっているから見たいです
この外交特権とは、
国際法上、外国の外交使節団および外交官には、一般の外国人とは異なる特別の保護・待遇が与えられるそうで、これを外交特権または外交特権免除と言うのです。
外交官にこのような特別の地位が認められるのは、
彼らが国家を代表してその名誉と威厳を維持し、任務を能率的に遂行する必要があるからであると言われています。
外交特権には不可侵権と治外法権があり、
不可侵権は、外交使節の生命・身体・自由・名誉・館邸・公文書・通信などを侵されない権利であり、
たとえば、外交官を逮捕・拘束するなどはできないし、
一般人が大使館に侵入することのないよう十分な措置を講じておかなければならないそうです。
これと同時ある権利が治外法権で、
治外法権は、外交官が接受国の刑事・民事・行政の各裁判権、警察権、租税権、役務・社会保障などの行政権より免除されることが出来る権利のようです。
たとえば、外交官を訴追・処罰できるのは、
その本国が明示的に特権を放棄した場合のみだそうですので
殆どの場合が 日本の警察権は及ばないという事になってしまいます・
時々我々が映画で目にするのは 海外でその国の警察に追われた人が
自国の大使館に逃げ込むと 警察官が中には入れないと言うシーンですが、
これが簡単に言うと治外法権なのですね、
ところが問題になっていることが多々あるのです、
外交官の中には、この外交特権を悪用して、
日本の法令を遵守せず、傍若無人に振る舞う人がいると言うのです。
この結果どのような事が起きているのか??????
それは
明日に続く、、、。