EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.12.28

大黒様の福袋

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 色々な事に興味を持つことが

新しい発見につながると言う話でした。

 

そこで 福袋に興味を持ち そこから新しいビジネスモデルを

考えたと言う話でした。

 

それで 今日の話に続くことになるのですが

 

福袋の由来や意味は何なのかと言う話になります

 

そもそも福袋とは、

簡単に言えば

前もってその中に色々なものを入れて口を閉じてお客様にに選び取らせる袋のことです。百貨店等の正月の売り出しなどに出すのが一般的で、

現在では、福袋の予約ができたり、「ネタバレ福袋」として、

中身があらかじめ分かって購入できるものもあるようです。

では、

この福袋にはどのような意味があるのでしょうか?

日本で言われている福袋とは、

元々福の神として有名な大黒天さまが打ち出の小槌や米俵と共に抱えている大きな袋のことを呼ぶのだそうです。

この袋にはお金やお米が入っている訳ではなく、幸運や幸福などが入っているそうです。

その大黒さまがやってくるとその袋から福を分け与えてくれると言われています。

 

 

大黒さまは、左肩に大きな袋(福袋)を背負い、右手に打出小槌を持ち、米俵をふみ、いかにも福々しい姿です。

しかし、そのルーツは、

サンスクリット語でマハーカーラと呼ばれるインドの神様だそうで。

この音を漢字にすると摩訶迦羅となり、

マハーは大、カーラは黒色を意味するので大黒天と呼ばれるようになりました。

この大黒と大国が同じ音から大黒天と大国主命が同一視されるようになり、

日本での大黒さまは福の神というイメージに発展していったといわれています。

 

それでは福袋はどのように生まれたのでしょうか?

実は、福袋を最初に売り出した所については色々な説があるのです。

 

一つ目は大丸起源説だと言われています。

いつの時代かはっきりとわかっていないのですが、

江戸時代から福袋を販売していた記録があったようです。

当初は中身に半端な布切れなどを袋に詰めて初売りの時に販売していたようです。

その中には金の帯が入っていることもあり、

それが当たりのような感じになっていたようです。

 

二つ目は、松屋起源説です。明治時、一月二日三日四日の三日間に

一日二千個の福袋を1袋2円で売り出し、中には3円相当のものもあるという売り出し方をしていたそうです。

 

その他にも仙台の初売りが由来で江戸時代から行われていた、という説や、

永楽園という御茶屋がはじめたという説、

名古屋の「いとう呉服店」が由来だという説もあります。

いとう呉服店は今の松坂屋です。

 

以上が福袋の由来になっているようです、

海外では「ラッキーバッグ」というネーミングで日本の福袋のような形式で

販売されているようです。

 

大黒様の袋には 幸福が詰まっているのですね

それを 現代人が商品を入れて売っているのが今の福袋です。

 

これでは 何かご利益を感じないので

昨日書いたように  福袋付き電子チケットの販売を 商店と地元神社がタイアップして

販売して 電子チケットにお守りやおみくじが付いているような形式にすれば

得袋ではなく 本当の福袋になると考えたのです

 

お金の支払い方法も 現金からキャッシュレスになるとは

数年前まで考えられませんでした

 

その常識に囚われていたのでは 次世代のサービスを構築できないのでは

と思います。

常に柔軟な頭を持って 時代の流れを見る力を養わなければと

痛感する昨今です

 

明日は キャッシュレスの時代を見据えた

私の特許の 「参拝方法」について

 

お楽しみに

 

続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍(Amzon)

次の記事へ
前の記事へ