EXECUTIVE BLOG
2024.11.27
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 敗戦後 GHQの占領政策によって
日本古来の伝統文化の多くが 消されたり 変更されてしまったという話でした。
教育勅語も 戦前は学校で当たり前に教えられていましたが
今では それに触れる事すら 出来ないようになっています。
教育勅語を学ばせると 戦前の日本の様になってしまい 又 大きな戦争を仕掛けるのではと考える方が多いようです。
明治時代は、
産業や技術にとどまらず、欧米の新しい制度・知識・学問・芸術・宗教などを取り入れ
教育・文化・思想・国民生活などに大きく影響を与えた「文明開化」に始まりました。
こういった西洋の影響を強く受ける時代にあって
国民に道徳教育や教育の理念の基本を示したのが「教育勅語」だったのですよ。
どのような事が書かれているのかを 噛み砕いてみますと
大きく分けて三つの意味があるようです。
第一段では
歴代の天皇の御徳は深く厚いものであり、臣民がこれまで忠孝の美徳を発揮してきたのは日本の国柄のもっとも優れたところであって、教育の根元も実にこの点にあるとこれまでの日本について書かれています。
第二段では
前半は、臣民は父母に孝を尽くし、兄弟仲良く、夫婦は協調し、友達は信じ合うことなど他人や自分への忠孝や愛について述べられています。
後半は、学問を修め、仕事を習い、知能を伸ばすなど自分を磨くことで世の中のために、
国家のために働き、また、皇室の運命助けるようにしなければならないとあります。
第三段では
道徳は皇室の祖先が残した教えであり、その子孫や臣民が守るべきもので、
昔から今まで誤りのないことであるとされ、さらには臣民とともに心にとどめ、
この美徳を第一にするよう心がけてほしいと希望していると結ばれています。
廃止された教育勅語は、軍事教育を連想させるものであると考えられるため、
積極的に論じられることはなくなりました。
しかし、
教育勅語はもともと軍事教育のためのものではなく
道徳的な教育がなされているのみであるということなどから
再評価されたり復活を求める声は根強くあるようです。
教育勅語を読む限り 道徳的な要素が強く どこにも戦争礼賛の事など
かかれていませんね、
そういう意味では 教育勅語を教育理念として取り入れる学校が出て来ても良いのではと
思います。
皇室や天皇の言う言葉が出てきたら それが戦争に繋がるとイメージされてされていますのでしょうが
現在の天皇陛下のお姿をみて そんな連想する人は居ないとおもいますよね、、
天皇と戦争を結び付けた人が 明治にいたんですよ、
彼の考えが 軍部独走のきっかけを作ってしまったのです。
彼が きちんと日本の文化を考え 天皇陛下の事を考えていれば
実に平和な国家で繁栄したと思うのですが、、、
一体彼は誰で 何を企てたのか???
の 話は
明日へ続く、、、。
かな、、、、