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社長&顧問ブログ

2022.10.13

寝台列車

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 松本清張の小説 点と線 の話で

その中で 清張は 女は食い意地が張ってる から 心中前でも 何か食べたがる

的な表現をしていました。

小説の中では 老刑事がその事に不審を抱く所から物語が進んで行くので

どうしても そのシーンは必要だったのでしょう

しかし もしかしたら 昔の列車ですから 長時間汽車に揺られているうちに

気分だって悪くなる事もあります

そんな時 男が食事に行くときは 逆に気を遣って ゆっくり休ませておくでしょうし

それでも 食べたいとまで 思わないのと私は思うのです。

 

ですから 食堂車に一人で行くのは おかしいと 考える方が無理がある気がするのですが そうでもしなければ 話が進まないので そこは そのように描いたのかもしれません。

 

しかし 今時の人は 食堂車なんて知らないのではないでしょうか?

新幹線も昔は食堂車がありました。

 

新幹線の前の時代は 夜行寝台特急が走っていました。

東京からだと さくら とか みずほ と言う列車でしたね

 

今は その名前だけが残り 新幹線につけられています。

 

夕方 食堂車でゆっくり食事をして 座席に帰ってくると

座席は 車掌さんの手によって 寝台に模様替えされていたものです。

 

確か三等寝台車は 向かい合わせの6人掛けで ぞれが 向かい合わせで3段ベッドに

なるのです。

 

二段目三段目の人は 梯子を上って行くのです

私は子供の頃は 三段ベッドの最上段が好きで そこにある小窓から外の風景をみていましたが

今考えてみますと 女性とか お年寄りは その頃どうしていたのか? と

思ってしまいます

そして 皆洋服のまま寝ていたんでしょうね。

 

時代が変わってしまうと その頃の様子もすっかり忘れてしまいます。

 

今でも寝台列車は出雲行きとかで残っているようですので

時間がある時は 乘ってみたいなとも思います。

はたして 三段目まで登れるのか??

 

この寝台列車の最初はいつ どこからどこまでだったのか??

にも興味が湧きますが

この話も おいおいという事で

 

松本清張の 地方紙を買う女の 小説を買う話に戻らなければなりませんが

今日は 時間切れという事で

 

この話は

またまた

 

明日へ続く、、、。

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