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社長&顧問ブログ

2022.7.28

将門塚保存会

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 大手町にある 将門の首塚に置いてあった

カエルが 突如無くなった話でした。

 

その理由は 大手町再開発で 首塚一体も整備されることとなり

置いてあったカエルは それに伴い

将門を祀ってある神田明神に引っ越ししたと言う話でした。

 

しかし 今 神田明神では これらのカエルは保存されており

見ることが出来ないそうです。

 

それは 今般のコロナ禍にあって 衛生上の問題もあると言う理由だそうです。

 

この将門塚は大手町という日本でもっとも都市的な環境の中にあるのはご承知の通りです。

この一帯には地元住人は居ませんね

通常地元の住人が氏子となって清掃などの奉公に励むのですが

将門首塚は独自の崇敬者を集めている事が特徴とされています。

 

地元の氏子の代わりに将門塚を支えているのは、近隣オフィスビルで働くビジネスパーソンたちなのです。

 

1960年に将門塚保存会が結成され、

https://masakado-zuka.jp/

以来活動は現在も続いていますが、

同会の参与法人には

三菱地所、三井物産、三菱東京UFJ銀行、竹中工務店、丸紅などが名を連ねています。

 

神田祭で渡御する将門神輿の担ぎ手は、これらの会社で働く人々だそうです。

 

お正月に神田明神に行くと多くのビジネスマンが参拝しているのをみますが

こういう理由だったからですね。

 

将門の首は 平安京で晒され 胴体は 別の場所に埋葬されましたね、

 

何故このような埋葬の仕方をとったのにも興味が湧きますね、、

それには理由があるのです。

 

こうした埋葬は支解分葬と呼ばれるそうで、

強い霊を鎮めるための埋葬法なのだそうです。

 

水死・焼死・自死などを遂げた変死者は凶霊になると信じられていて、

それを鎮めるのと同じ方法が将門に適用されたというのです。

 

強烈なパワーを持った将門の死体を幾つかに斬り離し、

異なる場所に埋めて凶霊の発散を防いだようです。

 

昔の人は 色々な事を思いつくものだと感心しますね

 

怨念を鎮めるために 散々イジメた相手を神様にするとか

ばらばらにして埋葬すれば 力が発揮できないとか

一体だれが思いついたのでしょうか???

 

しかし

崇徳天皇や菅原道真と同じく怨霊でしたが、

 

白峯神宮の近くで工事をしようとしたら事故が起きたとか、

湯島天神の周囲のオフィスでは神社に背を向けないように

デスクが配置されているといった話は聞きませんね、、、

白峯神宮はサッカーなどスポーツの神様、

湯島天神は受験の神様として人気があります。

 

では

非業の死を遂げた人物の中で、なぜ将門だけは今でも祟るのか???????。

 

これまた不思議な話です

神様にして祀ったのだから 祟りなどは起きないはずですね

 

それが

 

どうして?????????

 

それは??????

 

明日に続く、、、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/