EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.6.23

小さなこだわりがカイゼンへ

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日の話は

昔 あるファミリーレストランでモーニングを注文した時の

話ですが

セットメニューが トーストを頼むとスクランブルエッグが付いてきて

大好きな目玉焼きを頼むと トーストではなくロールパンになると言われたのです。

どちらも作っているのだから トーストに目玉焼きにしてくださいと頼んでも

そのようなセットメニューは無いとの一点張りなんです。

その辺の定食屋さんに行けばなんでもありなんですが

大手チェーンともなると マニュアル通りにしか動かず

客のお願いは聞いてもらえないんだと理不尽さを感じたと言う話でした。

 

そこで

私の取った行動が今日からの話になります。

 

お店から言われたことがどうしても納得できなかかったので

 

私は トーストとスクランブルエッグのセットと ロールパンと目玉焼きのセット

二つを注文したのです。

店員さんは不可解な顔をしながらも注文を受け付け

その二つのセットを持って来たのです。

 

そして そこで 私は トーストの方に目玉焼きを移して

スクランブルエッグの方にロールパンを移したのです。

 

そして 私は トーストと目玉焼きを頂き

もったいないなとは思いながらも ロールパンとスクランブルエッグには手を付けづに

残したのです。

 

そこで店員さんと店長さんを呼んで この状況をみせて

残しているのはもったいないでしょ? と聞いてみたのです。

 

しかし 彼らはマニュアル通りに動いているだけなので なんとも答えようが

無いのはわかってますが 一お客さんからの要望だよと話をしたのです。

 

そして それだけでは何の改善も行われないだろうと思い

早速 そのファミリーレストランの本部に連絡をして

その時の話をさせて頂いたのです。

 

結論を言いますと

この後すぐに メニューはお客様の要望に沿った形で選べるようにしていただいたのですが、

今では このスタイルが当たりませですが

当時は 頑なにセットメニューを決めてマニュアル通りの販売をしていたのです。

 

新しい事をする時には いつも頭を柔軟にしておかなければならないと

その時にも強く感じました。

 

この頃は ITもない時代でしたので お客様の声を今の時代のように

すぐには収集できる仕組みが有りませんでしたので

きっと 頭の固い上司が おれは これが良いと思う みたいな意見だったのでは

と思うのです

 

先日ここで書きましたが 有田の陶器屋さんのオーナーの話を思い出して

欲しいのですが

陶器が売れない売れないと言うので 私がITを活用して市場のマーケティングを

行ったあと

窯元の常識はユーザーの非常識でしたとの言葉を発されました。

 

自分たちの常識は世間の常識ではない事を早く理解することが大事だと

強く思うのです。

 

色んな分野で 今までの常識を貫こうとしている方がまだまだいると思いますが

今回のコロナ禍でも分かるように 今までの常識が一気に変わる事があり得るのです

そういうときの為にも

常に頭を柔軟にしておく必要があるのだなと

改めて感じたと言う話でした。

 

さあ

明日は

元の話に戻れるのか?

 

はたまた逸れてしまうのか?

 

それは私にもわかりません

 

明日に続く、、。

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