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社長&顧問ブログ

2020.7.1

小野田少尉と探検家

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日までの続きです

 

戦後約30年も経って 日本も高度成長を遂げ

平和な国家と生まれからっており

殆どの方が 戦争を忘れていたころ

なんと

フィリピンのルバング島に まだ戦っていた日本兵が

存在していたのでした

 

彼の名前は

小野田寛郎陸軍少尉でした。

 

かれは なんとなく ビラなどをみて 終戦したと言う情報は手にしていたのですが

それは 敵側の陰謀であると信じていたのでした。

 

彼の任務は 敵地に潜んで情報を収集する目的で ルバング島に潜んでいたのです。

 

小野田さんは 優秀な軍人で

陸軍中野学校出身の 今でいうスパイだったのです。

 

終戦後 小野田さんの家族には 小野田少尉は戦死したと報告をされていましたが

彼は 軍の命令を守り ルバング島での情報収集を続けていたのです

 

どんなに待ち続けても 味方の部隊は来ないのですが

いつの日か 友軍が来ることを信じて ひたすら戦っていたのです。

 

この陸軍中野学校とは

諜報や防諜、宣伝など秘密戦に関する教育や訓練を目的とした

大日本帝国陸軍の軍学校(実施学校)で情報機関で、

かつての所在地は東京都 中野区中野4丁目付近で、校名の中野は地名に由来するのです。

この学校に入学卒業するためには 相当な能力がないと駄目だと言われていました。

 

この小野田少尉も非常に優秀な帝国軍人であったために

命令に従い戦争継続を信じて30年間も。防諜を続けていたのです。

 

そして ある時 ルバング島にまだ日本兵が残っているみたいであるとの

情報が日本にも届き

日本のある青年探検家がルバング島に 日本兵探しに出かけるのでした。

彼は 島内をくまなく探すのですが 手がかりを得ないのです。

そして 数日後 テントの外から 「おい」 と言う声を聞くのです。

 

後に分かった話ですが 小野田少尉は2日間ずっとこの探検家を見張っていたのです。

 

それも まったく相手に気づかれることなく見張っていたのです。

何故かと言うと この人間は本当に日本人であるのか? 終戦をしたと言っているが

それが本当なのか? 実は 敵に情報を流してはいないのか?を ずっと見張って

調べていたのです

その結果 どうも 外との連絡はしていないと言う事と

武器を持っている様子はないことから 声をかけたのでした。

 

声をかけられた探検家が テントの外に出てみると ボロボロの軍服をきてしかしながら

手入れの行き届いた小銃と日本刀を持っている小野田少尉がいたのです。

 

彼は 本当に日本は終戦をして今では平和国家になっていると伝え

一緒に日本へ帰りましょうと 伝えるのです

 

しかし 小野田少尉は それを頑なに拒むのでした。

 

それは何か??

 

小野田少尉にとっては 命令を下した上官の命令が無ければ

武装解除して投降するわけにはいかないと言うのです

 

何と言う軍人魂でしょうか?

 

先に何度も書いていますが 軍人は命令を守るのが常識なのです。

もし ここで 探検家の言うことを聞いてのこのこ投降したら

それは命令違反であり 軍人としてはあるまじき行為なのです。

 

そのことを 小野田少尉はこの探検家に伝え 今 軍務を止めるわけには

行かないと話したのです。

 

これでは この探検家もどうすることもできません

何とか 説得して 30年間もジャングルに潜っていたことから

解放しようとするのですがそれは無理だと理解をするのです

 

そして

彼は日本に帰り

 

この事を 伝えたのです。

 

そして

 

その結果

小野田さんは 無事に日本へ帰ることが出来たのか??

 

この話の続きは

 

また 明日、、。

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