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社長&顧問ブログ

2021.8.23

少子化を乗り越える知恵

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは

シャッター通り商店街の話から 地元老舗百貨店の話でした。

百貨店での話で追加ですが

昨日の話と同じように20年ほど前の話です。

その百貨店んの経営幹部ににIT戦略の話を勧めていた時に

うちの顧客は60代中心で 50代 70代のお客様が多いので

モバイル戦略は必要ない アナログで丁寧な接客をしていれ良いのですと

言われたことがありました。

 

それを聞いた時に 驚いたのですが

この会社は20年先や30年先を予測しないのかなと感じたのです。

当時 30代40代の人は20年後には50代60代になるのですから。

 

いつもでも今のお客様が永遠に続くとでも思っていたのでしょうか?

 

早め早めの対策を練っていなければ 手遅れになるのです。

 

これは 今のコロナ対策でも同じではないかと感じてしまう事があります

政府は一生懸命取り組んでいるのでしょうが 先手先手で 野戦病院のような病院を用意しておくとかしておけば 患者さんが手遅れになるような事は無かったのではと思います。

 

まあ この話は専門家ではないので これくらいにしますが

 

何事も余裕がある時に手を打っておかなければ その時が来て慌てても手遅れになると思うのです

 

身近では 小学生の時に 夏休みに入って余裕をかませて遊んでいると

いよいよ夏休みもあと数日いうときに 宿題が溜まりに溜まってしまっていることに気が付き 親から怒られながら 泣きながら宿題に取り組んだと言うかたも多いと思います。

 

アリとキリギリスの話も有名ですが 夏にせっせと働いていたアリは冬場になっても困らずに居て 一方のキリギリスは 夏に遊んでばかりいたものですから 冬になって惨めな生活を強いられてしまう事になってしまうのです。

 

いずれも 先に先に手を打っておけば良かったと言う話ですね

 

それで 昨日の続きですが 少子化が進む中 多くの大学が学生を集めることに慌てていると言う話を聞いたことがり 事実定員割れしている大学があると言うのです。

 

この話を 聞いていたので

関西のある大学の担当者とお会いした時に

これから少子化の時代になるから大変ではないですか? と質問をしたところ

その担当者が言うには 「大変ではありません」 と言うのです。

ここは 大変なんですよと言う答えが返ってくるものばかりと思っていたのですが

期待を裏切る回答で驚いていると

彼が言うには

少子化になることは30年前から分かっていたので

その時から対策を講じてきたのです。

と言うのです。

 

多くの企業が ピンチを迎えてから慌てているのに対して この学校は

数十年前から手を打っていたと言うのです。

 

確かに まだ余裕がある時に手を打っておけば 資金的にも計画的に活用できるでしょうが ピンチを迎えてからとなると

何事も後手後手になってしまい 手遅れになってしまう事が多いのではと思います。

 

これは 健康でも同じことで 何十年も暴飲暴食を続け ヘビースモーカーだった人が

病気が見つかったとたん 性格習慣を改めようと思ってもなかなか

体質は改善しないのとおなじですよね

 

ダイエットもしかりで 何十年と溜め込んだ脂肪を落とすのは困難ですよね

かなりの事をしない限り元の体型には戻らないと思うのです。

 

いつもここに書いていますが 人間はどうしても保守的になってしまい

今のままが一番楽で良いのですが

 

早めに問題点を見つけて解決策を打たなければならないと駄目だと思うのです。

 

藤井君の将棋だって 何億通り先まで棋譜を読んでいて それで勝利に導いているのです。

 

ただ 企業の場合

前例がないものには動きが鈍いきがします 他社が先に始めたとか 様子見をしてから

動きすところが多いのです

 

しかし それでは手遅れになってしまうのです

 

先の 商店街の話に戻ると ここも同じことで

毎年 バーゲンをしているから とか くじ引きを行っているから

とか で これを何の疑いも無しに続けようと考えていたのですが

 

それを見た時に 思いついたアイデアが 後に

ビジネスモデル特許を取得することになるのです。

 

明日は

それが何かに続くのか???

 

続かないのか???

 

それは

 

明日のお楽しみ、、、。

 

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