EXECUTIVE BLOG
2024.11.12
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 日本文化の中でも 長く根付いている
落語の話しでした。
落語家は一人で話をするのですが、
その一人が 何人もん役を演じていても 聴いてる我々はそこに引き込まれて
まるで 目の前に何人もの人がいるように思えてしまうのですから
これは 相当の芸だと思わざるを得ません。
そんな伝統芸ですが 昨日は 柳谷わさび と言う方の落語で
ラッパーの落語家に老夫婦が弟子入りを希望すると言う内容の話を書きましたが、
本来古典落語が本流の中で このような新しい形の落語を取り入れた事に
非常に興味を持ちました。
この世界でも多分古いシキタリがあり 最初に手掛けた人は相当文句も
出たのでしょうが、 それを乗り越えで真打を獲得するまでには
相当な努力が必要だったのではと思います。
落語界の話はまだまだありますが
話しは 戻って 古事記から 日本書紀の書物の話しから
優雅な 平安時代の 清少納言 紫式部の話しへと進みます
清少納言が枕草子を書き 紫式部が 源平物語を書いた事は知っていても
この 清少納言や紫式部の名前に興味が湧きませんか?
この時代の人物の名前であれば 藤原○○とか 姓と名が 貴族であればありますね
では 清少納言は 姓は清で名前が少納言なんでしょうか??
実は この二人の 実名は分かっていないのです
ではこの名前は??と言いますと 位を表している言葉なのです
社長とか 部長とか もしくは 技能職を表す 技官 とかになる考えて良いです。
官位を表すことばで 少納言 と式部 と言う位があるわけです。
そうなると 少納言と式部ではどっちの官位の方が高い?かに興味が湧きますね、、
一体、清少納言と紫式部はどっちの方の身分が上になるのでしょうか?
実は、少納言と式部は、それぞれ異なる役割と魅力を持つ官職なんです。
どちらが上かという問いには、それぞれの価値観や視点によって答えが変わると
言う事になります。
官位としては同等ですが、役職の内容と求められる能力は大きく異なるため、どちらが上かを単純に比較することはできません。
政治的な影響力という点では、少納言の方が有利と言えます。
なぜなら、少納言は天皇の身近に仕え、政務にも携わるからです。
ただし
専門性という点では、式部の方が有利と言えます。
なぜなら、式部は特定の分野に特化した専門職になるからです。
当時、女性の名前を公にすることは忌避されていました。
そのため、宮中での歌合の記録などにも女性の実名は記されず、
系図にさえ実名が記されることはほとんどありませんでした。
そこで、女性が貴族に仕える際に使用されたのが、女房名だったのです。
女房名は、
その女性が帰属する家族の中で高位の者の官職名を用いることが一般的でした。
例えば、紫式部の「式部」は、父である藤原為時が式部大丞だったことにちなんでいます。清少納言の「少納言」も同様で、兄弟に少納言となった者がいたことに由来しているのですよ。
これも 詳しく書くと まだまだありますが、、
少納言があると言う事は それより格上の 中納言や大納言もあると言うわけですが
あまりに 清少納言が有名ですが 彼女は 出世して その後 清中納言 や 清大納言になったのか否か????
は 分かりません、、、
いろいろ興味が湧く所ですが
他にも 湧く話があるのですが
それらは
予定では
明日に続く、、、。