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社長&顧問ブログ

2024.8.12

尾崎紅葉

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは東京タワーと言う名前が

徳川夢声と言う人の 鶴の一声で 決まったと言う話でした。

 

この東京タワーがある場所は かつては 増上寺の敷地があった場所で

そこには風光明媚な 紅葉山がありますね。

 

ちょっと 話が変わりますが

小説「金色夜叉」を書いた 尾崎紅葉は この紅葉山から 紅葉と言うペンネームを

つけたのです。

 

彼自身この近所の芝で生まれていますので 紅葉山を見て育っていたので

小説家になった時に この紅葉をペンネームにしたのではと思います。

 

同じ時期 明治の文壇で活躍した方として 幸田露伴がいます。

 

紅葉の金色夜叉を読まれた方は居ると思いますが、

読んでない方も

主人公貫一のセリフである

「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」を

聞いた事があるのではないでしょうか?

 

もう少し詳しく書くと

「ああ宮さん、こうして二人で一緒にいられるのも今日で最後だ。来年の今月今夜の僕の涙で必ずこの月を曇らせて見せる」となります。

 

このセリフは、

貫一が愛するお宮に裏切られた怒りと悲しみを表現しています。

彼はお宮が富豪の富山と結婚することを選んだため、

彼女を恨み、来年の同じ日に涙で月を曇らせると誓います。

この言葉は、貫一の深い絶望と復讐心を象徴していると言う事になります。

 

これだけ見てどんな物語だろうか?? と

興味が湧くと思いますので 、 事の顛末はここでは 無しと言う事で

是非 尾崎紅葉の文学を楽しんでみては如何でしょうか?

 

と言う事で

東京タワーがある 紅葉山の話から

尾崎紅葉へと 話が逸れてしまいましたね

 

逸れたついでに 明治文学の話しへと進展するのか???

 

それとも東京タワー 鳶職人の話に戻るのか????

 

それよりも 東京タワーに決めた 徳川夢声って そもそも誰??にも

興味が湧くと思いますが、、、、、、

 

 

 

それは?????

 

明日へ続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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