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社長&顧問ブログ

2020.12.9

平和を考える

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日は 太平洋戦争開戦記念日でした

昨日までは 終戦の日の話から いきなり

開戦記念日の話に戻ってしまいましたが

 

今では 日本が侵略戦争を起こしたと隣国からの言われ

多くの国民も 帝国日本時代は悪かったのだのイメージを

持っているようですが

開戦の詔書を読み解くことで 日本は本当は平和を願っていたと

いう事が分かるのではと思います

 

それで 昨日からの続きで

開戦の詔書を少し要約してみたいと思います

それは

日本は、東アジアの安定、世界平和を目指している。

しかし、中国では内乱が続き、中華民国の蒋介石をアメリカ・イギリスが支援しているために平和を構築できない。

さらにアメリカ・イギリス・オランダは経済断交(石油禁輸)をして、

日本の生存に重大な脅威を与えている。

日本は平和的解決を求めて、長い間耐えてきたが、

アメリカ・イギリスは少しも譲ろうとせず、

日本を屈服させようとして、経済上・軍事上の脅威を増大し続けている。

したがって、今や日本は自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

ということで 開戦に踏み切ったという事だったのです。

 

 

今でも

開戦は避けられたのではないかと言う意見がありますが

当時日本は中国大陸に治安をもたらそうと努力していたのです

しかし中国大陸における権益争いの目的で、アメリカ・イギリスは蒋介石を支援していて、内乱が収まることのないように操って 更にABCD包囲網による石油禁輸まで行い

日本を追い詰めて行ったのでした

 

ここまで悪条件が揃うと、当時の帝国日本としては宣戦布告しない理由が無いと判断し

それでも宣戦布告しなかったら、日本はアメリカの植民地になっていたでしょう。

明治維新では 維新の志士たちがこのままでは日本は植民地化されてしまうとの

思いから国家統一をしようと考えたのと同じ気がします。

決して、侵略戦争を始めたわけではない事が分かると思うのです。

 

当時天皇陛下は何とか最後まで平和的解決を望んでいましたが

長野海軍軍令部長は 歴史を振り返ってみた時に 戦わずして負けた国は

滅んでしまっているが 戦って負けた国は 必ずその後復興をしている

日本がこのまま相手の要求をのみ植民地となってからでは日本国は

永遠に滅んでしまうとの意見が軍部政府の総意となり 

天皇のお気持ちは分かるが 開戦を決意すると閣議決定されたのでした

 

ということで、12月8日は当時天皇陛下が大変な決断を下された日であることを

思い起す必要があると思います。

 

明日は 敗戦国になった日本に待ち受けていたことは

何か??

 

続く、、。

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