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社長&顧問ブログ

2025.5.16

建国秘話

昨日までは ラテン語の話しでした。

ラテン語は 古代のローマ地方で発生した言葉と言う事でした、

 

所で古代ローマの始まりでもある有名な双子の兄弟の伝説があるのをご存知でしょうか?

今日はその話しに進みます。

 

その名はロムルスとレムスです。

昔々、イタリアにヌミトルという王様がいましたが、弟のアムリウスに王座を奪われてしまいます。アムリウスは、ヌミトルの娘レア・シルウィアが子どもを産まないように巫女にします。でも、戦の神マルスがレア・シルウィアに恋をし、ロムルスとレムスという双子が生まれるのです。

 

アムリウスは「この子たちが大きくなったら、きっと自分に復讐するだろう」と恐れて、

赤ちゃんのロムルスとレムスをテヴェレ川に流してしまいます。

ところが、奇跡が起こります。

川に流された双子は無事に岸にたどり着き、一匹の雌オオカミが彼らを見つけて、

自分の子どものように育ててくれたのです。

このオオカミは、今でもローマ建国の象徴として語られています。

 

その後、羊飼いの夫婦がこの双子を見つけて育ててくれました。

ロムルスとレムスはたくましく育ち、やがて自分たちの本当の出自を知ります。

そして祖父ヌミトルを助け、アムリウスを倒して、ヌミトルを王位に戻しましたのです。

 

すると双子は「じゃあ自分たちの街を作ろう」と決めて、

昔自分たちが流れ着いた場所に新しい都市を建てようとします。

でもここで、どこに作るか、誰が王になるかで兄弟がもめてしまいます。

ロムルスはパラティヌスの丘がいいと言い、レムスは別の丘がいいと主張しました。

結局、ロムルスが先に城壁を築き始めたのですが、

それをレムスがバカにして城壁を飛び越えたのです。

それに怒ったロムルスは、ついにレムスを殺してしてしまったのです。

 

こうして、紀元前753年にロムルスは「ローマ」という都市を建て、

自分が初代の王になります。後にロムルスは神としても祀られるようになります。

 

この話は、ローマという都市がただの街ではなく、特別な力や運命によって始まったと考えられていたことを表しています。

 

ロムルスとレムスの物語は、

ローマ人にとって「自分たちのルーツはすごいんだ」と感じるための大切な伝説でした。

そして、ローマはこの小さな伝説の地から始まり、後には世界中に名を知られる大帝国へと成長していくことになるのです。

 

その後ローマ帝国は巨大になります

この話は

明日へ続く、、、。

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