EXECUTIVE BLOG
2022.7.22
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 日本三大怨霊の話になってしまいました。
その中でも菅原道真は 平安時代の人物で 謀反の疑いがあるとして
九州大宰府に左遷され そこで 死後怨霊となり
様々な 祟りと思われることが 朝廷で起こったことから
その後 神様になるのです。
それまで 散々人を左遷させ 貶めておいて 祟りがあると分かると
神として奉ると言うのは 不思議だと思ったのです。
素晴しい方が 国と為に尽くして亡くなり 神として祀られるなら分かりますが
祟りを起こす怨霊だから 神にしておけば 祟りがなくなると言う考えは
一体どこから出て来たのかと思いますね
何度も書いていますが 例えば 福岡県では有名な 犬鳴村の祟り 犬鳴トンネルの祟りも 神様にしてしまえば 心霊スポットではなくなると思うのですが どうでしょうか?
ですから 菅原道真も その後神格化されなければ 大宰府は 犬鳴の様に
心霊スポットになっていたかもしれませんね
しかし いつの間にか身分制度ができて 中流階級だの上流階級などが出来て来て
権力を持つものが それを笠に ライバルを追いやったりするのは
道真の時代から IT時代の今でも 続いている気がしますね
そもそも 古代縄文時代 弥生時代には 身分制度とかあったのでしょうか?
これも調べたくなります。
きっと 力の強い者 狩りが得意な人が だんだんと周りをおさえていったのでしょうね
そして そこから豪族と言われる力を持った部族がでてきて
やがて それが 朝廷となっていったのではないでしょうか?
こんな不思議な事を 中学校とかで教えてくれてたら もう少し歴史に興味を
持てたのではと思います。
やれ竪穴式だとか横穴式だとか 甕棺がどうの 古墳がとか言われても
全く面白くなったのです。
長い歴史の中で 上下関係が構築されて いつの間にか 氏 姓 制度が日本に
定着して行くのですが この過程も学ぶといろいろ面白い事が分かって来るのではと
思います。
で 今日の話は 何故悪霊が 神様として祀られるのか?? です。
それは 古代からある御霊信仰に関係するようです。
この御霊信仰とは、人々を脅かすような天災や疫病の発生を、
怨みを持って死んだり非業の死を遂げた人間の「怨霊」のしわざと見なして畏怖し、
これを鎮めて「御霊」とすることにより祟りを免れ、
平穏と繁栄を実現しようとする日本の信仰のことなのだそうです。
そうなると 太宰府天満宮は 御霊神社だという事になりますね、、、。
相次ぐ天変地異や疫病の流行は、
政争に敗れて追放された皇族・貴族・豪族の怨霊の祟りと人々は考えていたようで、
彼らを「御霊神」として丁重に祀られ、神仏習合的に「御霊会」という神事を
始めたと言うのです。
最も古いとされる記録で清和天皇の時代と言われているようです。
恐ろしい祟りを神様にしてしまう事で 納めようと昔の人は考えていたのですね、、
で 三大怨霊の 次は
平将門の話です。
東京の方はご存知かもしれませんが 三井物産本社の一部に将門の塚がありますね
都会ですが 妙な霊気が漂っている場所です
この塚 何度も取り壊しの計画があったようなのですが
その都度、、、、
何が起きたのか?????
それは、、、、
明日に続く、、、。