EXECUTIVE BLOG
2024.8.11
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 芝増上寺の話で
そこの敷地後に 東京タワーが建設されたと言う話でした。
この東京タワーは 正式名称は 確か 東京電波塔だったと思います。
当初 上野公園に建てると言う計画もあったようですが
最終的に 昨日書いた 芝増上寺の中の「紅葉山」を買い取ったのです。
で
東京の芝と言う場所であのカッコ良い赤色のタワーを そのまま
東京電波塔と呼び続けていたら馴染がないと言う事で
完成後に愛称を募集したのです。
塔の名称は公募したところ、応募総数はなんと8万6269通もあったそうです。
多い順に「昭和塔」「日本塔」「平和塔」だったそうで
その他、「富士見塔」(615通)や「エターナルタワー」(420通)など、さまざまな候補が寄せられました。
最後に審査委員会が決めたのは、わずか223通しか応募がなかった「東京タワー」だったのです。
その理由は、、、、
当時「話芸の神様」と言われた徳川夢声審査委員長が
「平凡こそ最高なり!」
ピタリと表しているのは『東京タワー』を置いて他にありませんな」と推挙した結果、1958年10月9日に「東京タワー」に決まったそうなのですが
なにか出来レースだった気もします
ちなみに、「東京タワー」と応募した人の中で抽選で選ばれたのは、
神奈川県に住む小学校5年生の女子児童だったそうで、
彼女には当時賞金10万円が贈られたそうです。
この東京タワーの色は赤と白のツートンカラーだと思われていますが、
実は厳密にいうと赤ではなく「インターナショナルオレンジ」と言うそうです。
これは単なるデザインではなく、
高さ60メートル以上の鉄塔などの構造物は「昼間障害標識」として、
この色と白で塗り分けなければならないと航空法で定められているのです。
ちなみに、東京スカイツリーにインターナショナルオレンジが使われていないのは、
日中も航空障害灯を点灯しているためだそうで、
その場合は「昼間障害標識」を省略してもよいとされているのだそうです。
でも 東京タワーの色の方に 私は愛着を感じますが
如何でしょうか???
で この素晴らしいタワー建設に携った 鳶職人の話は
明日へ続く、、。