EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2019.9.10

忍耐営業

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです

 

がむしゃらな飛び込み営業の話でしたね

 

無作為で行きながらも

 

ここは行けそうだとわかると 次はどうしても

責任者と面談するしかありません

 

しかし なかなか 連絡をしても 電話は繋がりません

当時は メールなんでありませんから

会社に電話して アポを取り付けるしかなかったのですが

 

それが大変だったのです

 

居留守使われることもあったのだと思います

 

こうなれば 石にかじりついてでも会うまで連絡するしかありません

 

ここで 何度も何度も電話してたら逆効果になると考えた私は

 

当時どんな作戦を立てたのか??

 

ここからが今日のポイントとなります。

 

 

電話してもダメなら手紙か??

 

なんて 単純なものではありませんよね

 

封をあけてももらえないと思います。

 

だったら会うしかないのですが

いつなら会えるかもわかりません

 

気が長くなる話ですが

 

私が立てた作戦は

 

毎朝 出勤時間の前に その会社の入り口に立って 事務所に入る方に

朝の挨拶を行うのです

 

用件を話しかけることはしません

 

ただ 入る社員に対して おはようございます と

挨拶だけを行うのです

 

来る日も来る日も 挨拶だけ行うのです

 

これは 私がまだ20代の話ですからね

 

30過ぎた人間がこんなことしてたら顰蹙ものですが

 

20代の若者が 来る日も来る日も 立っていれば そのうち話題ににもなります

 

別に迷惑をかけていません 就業開始時間になれば帰っていくのですから

 

まるで 選挙中の駅前とかに居る 候補者のようですよね

 

こうしているうちに 支店長の耳にもこのことが入ったのでしょう

もしかしたら 挨拶をしてたのかもしれません。

 

 

ある日 挨拶をしていると 社員から声かけられ

中に入ることが出来たのです

 

そして そこで 支店長と挨拶が出来ることになったのです

 

そこでも

その日は 挨拶がしたくて勝手に来ましたので、

お仕事の話は別途お時間をいただける時に来させてくださいと言うと

 

支店長は笑いながら やおら手帳を出して

 

「おまえはおもろい奴やな」 と言いながら

 

日程を決めて頂きました。

 

もう35年も前の話です。

 

そこから どういう話で何を決めたかは ここでは割愛しますが

 

当然 提案を気に居られて その後もずっとその方とは交流をしています

 

もう会社も退職されていますが 今でも仲良くお付き合いをさせて頂いています。

 

 

そういえば

又話は銀行時代に戻ってしまいますが

 

23歳の時の 営業も思いまだしました

 

この時の営業についても面白いエピソードがあります。

 

それは

 

 

明日に続く、、。

 

 

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