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社長&顧問ブログ

2020.6.15

思いを残す大切さ

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

魂の籠った建築物の話から、

常に頭を柔軟にしておく大切さ、

常識に囚われないで物事を見ることが

発明にも繋がっていくと言う話でした。

 

そして 今日はその中でも 直近で取得した神社参拝の特許に

ついての話の続きを書かなければなりませんが

 

また少し話を戻らせて頂き

建築の話を書かせて頂きます。

 

建築物にはそれぞれ物語があり 施主さんと設計士の話が

分かる仕掛けになっていれば 街中が美術館になるとの

話をしているのですが、

 

昨日 神社参拝の時に これらの話が出て

その時に 一緒に参拝している方のお家の話になったのです

 

その方の家は立派な家なので

その家を建てたのはその方のお父様だと言う事でした。

そして そのお父様はすでにお亡くなりになられているので

どういう経緯でこんな家を建てたかを本人は知らなかったのです。

 

 普段に一緒に生活をしている時にも そのような話はなかったそうなのです。

子供からすれば 家があるのが当たりまえで

特段親にそんなことを質問することなどなかったのです。

 

しかし 自分が大人になった今 振り返ってみると

当時自分の父親がどのような思いで 家族の為に家を建てたのかを

知りたいと言うのです。

そして

記録動画みたいなものが残っていれば見たかったというのです。

しかし 今ではお亡くなりになっていますし

そんな動画もありませんから、 もう聞くことができません。

 

生きている時に わざわざそんな会話をする親子も少ないと思うのですが

亡くなってみて 初めて気が付くことがあるのですね。

 

もし そこで お父様と設計士が話をされている映像が残っていたなら

どれだけ家族を愛してこの家を建てるに至ったか、

子供や孫たちに不自由なく暮らせるようにとの思いから

その家を建てたのでしょう。

 

戦後の混乱期に 一心不乱で働いて働いて そして家族が出来て

ビジネスを成功させ 子孫にどういう気持ちで家を残したいのか

等の話を 子や孫たちが見ることが出来たら どれだけ感動を受けるでしょうか。

 

この方も 当時は何も思わなかったし 家があるのが当たり前だと思って

そこで 暮らしていたけれど

父を亡くした今 そのような動画があれば 嬉しかったと話をされたのです。

 

何気ない話の中から 産まれた施主と設計士の話

そこから 記録を残し思い出を残す事が大切だと

昨日も強く思うのでした。

 

 

 

話が 一旦逸れてしまいましたが

 

明日は もとに戻して

神社参拝に関する特許がどのような思い付きから産まれたのか??

 

その話は

 

明日に続く、、。

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