EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.5.7

情報を武器に

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

有田の陶器屋さんのご主人に ITを活用したマーケティングを

行った話で

「窯元の常識はユーザーの非常識」と言う言葉をご主人が発し

今までの勘と経験だけでなく ITを上手く活用することで

簡単にマーケティングが行えると言う話でした。

 

最初は まったく ITを理解していなかったご主人も

市場の反応が簡単にすぐ分かるのであれば

商品開発にこれからも活用したいとも言われました。

 

それは 簡単にできるのですが

普段の商談はどうされているのかをお聞きすると

百貨店のバイヤーさんが年に数度来られて そこで 新作などを見せて

商談を進めていると

お聞きしたので

 

それであればと 私が提案したことが今日からの話になります。

 

百貨店の担当者が来訪するときは 前もって 社内も綺麗に掃除をしていて

完成した商品を見やすく展示しておくそうなんですが

百貨店の方も 短期間でいろいろな窯元などを回りますから

一社に長居はしないそうなんです。

それは そうでしょう 効率よく沢山の商品を見て回って

販売に繋がる商品を買って行きたいからなのです。

 

ここで 仕入れを行う百貨店の担当者も いまままでの 自分の勘と経験 

そして有田焼とは と言う常識でものを見て判断するのです。

 

私が 提案したのは

博多おためし市場で マーケティングを行った結果を 担当者に見せながら

お話をされるとよいですよ と提案したのです。

博多おためし市場では 消費者の 年代別や地域別 性別もグラフ化して出すことが出来たので

どのエリアのどれくらいの方が どのような商品を希望しているのかが分かるのです。

 

そして その時私が 別途調査していたのは 百貨店で催事を行っていますが

有田の陶器の催事があれば興味を持つかどうか

そして どのような商品が展示されていれば興味が湧くか?

もし 購入するならば幾らくらいが良いのか?

贈答であれば その価格と目的とか

事細かく分析したのです。 

そしてそれを 一目瞭然のグラフとして提供していたので

 

その窯元のご主人は

来訪した 百貨店の担当者に 今までであれば 通り一遍の説明と

何とか昼食でもごちそうすることが慣例だったのが

このような資料を用意して担当者に見せたのです。

 

そうすると 担当者は 今までとは違う対応に驚き

さらに 当時としては珍しいマーケティングの結果まで提供され

商談されるので 時間が過ぎるのも忘れて そこで 商談に没頭したのです。

そして 調査結果を詳細に分析してみると

百貨店での催事で 有田の陶器市を行う事があれば是非行ってみたいと

その時の商品構成や 贈答コーナーもあると より購買意欲が

高まるとの結果も見えてきたのです

 

それで あれば 是非 催事コーナーで陶器市を行いたいとの話まで

大きく膨らみ

結果 それから数か月後には 実際催事が行われ

調査通りの結果となったのです。

 

今までの勘と経験と常識に囚われずに ウェブでのマーケティングを活かして

の商品開発からサービス提供が出来ることを

そこで 証明させて頂きました。

 

担当者が訪問した際ににも こんな調査結果を見ながら商談していたら

他のところへ行く時間もなくなり 結果一人勝ちとなったのです。

広告代理店や 販促会社を利用したいたのでは

コストも非常に高くなっていたでしょうし

回答者に メールを何度も送りつけたり DMを送ることを中心に

行った手たでしょうが

私は違う切り口で提案したのです

そして いつものように 商品配送の仕事をそこでいただくわけですから

窯元さんからすれば 何のコストも増えることなく 最上のサービスを

受けることが出来たのです。

 

これらの手法を他でも活用できないかと考え

思案しているときに

 

ある 通販の番組を見ていて

その時に 思いついた事があったのです

 

 

それは

 

明日に続く、、。

 

 

 

 

 

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