EXECUTIVE BLOG
2023.2.19
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 戦争のヒーローの話から
一方では 当時まだ学生だった若者が 戦地へ学徒出陣と言う名で
戦地へ行かされたと言う話でした。
皆国を思う気持ちはいっぱいだったでしょうが
二十歳前後で命を落としてしまう事には無念が残ります。
平和を愛する気持ちは誰もが持っていますが 今回のロシアの様に
一方的に侵攻された側からすると 戦わざるを得ませんし
侵攻する側にしても 何が目的か分からないまま戦わされている兵士も
多くいるようです。
指導者に翻弄されているのが一般の人々だと言う事になるのでしょう
これが 戦争中という事になりますと 兵士は上官の命令には従わざるを得ません。
太平洋戦争後に行われた極東軍事裁判において
当時の戦争指導者たちが A級戦犯という事で捕えられたり刑罰を与えられました。
この戦争指導者の陰に隠れるように存在したのが
BC級戦犯と言われる人たちです。
彼らの多くは 一般の兵士だったりしています。 そして戦時中は彼らは
どんな理不尽な命令でも上官の命令には逆らえませんでした。
命令の中には 捕虜を処刑させれる事も命じられた兵士もいました。
自分達は 人の命を守りたかったとしても 上官の命令に逆らえずに
処刑した兵士も多くいました
そんな彼らは 戦後捕らえられ 捕虜虐待の名目で 死刑判決を受けたのです。
彼らの多くは 平和を愛していましたが 戦争中の上官の命令に逆らえず残虐行為を
行ってしまい死刑になってしまったのです。
彼らの多くが遺書を残しています
心から平和を愛していましたが 戦争の為にそのような行為に出てしまった事を
悔やんでいます。
そんな彼らの思いを 遺言集として発刊して
その売り上げを基に 建立された銅像があるのです。
それが 現在 東京駅の正面に建っているのを 先日見かけたのでした
その台座には 「愛」と書かれています。
処刑された元兵士は 家族を愛し 国を愛し 平和を愛していたのです
その気持を後世に伝えるために
東京駅前に この銅像は建立されたのです。
東京駅前を歩く機会がありましたら 是非 この銅像をご覧頂きたいと思います
処刑された兵士の意を汲んで
二度と悲惨な戦争が起きないように 願わせて頂きたいと思います。
このBC級戦犯でなく
先ほどの兵士として駆り出された学生達の思いはどうだったのか????
それは
明日に続く、、。