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社長&顧問ブログ

2023.1.14

戎祭りからエビスビールへ

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 正月の話で 関西以西では 一月十日に商売人の多くが

十日戎祭りにお参りに行くと言う話でした。

 

私も子供の頃から 一月の十日になると 福岡にある恵比寿神社に参拝に

連れていかれてました。

 

驚くことに初詣以上の人の賑わいなのです。

昨日書いたように このお祭りは 関東の方ではあまり聞いた事がありませんので

どこかで行われているのか 調べてみましたところ、

浅草神社で 二十日恵比寿としてお祭りをしているようです。

この神社 西宮神社と関係があるようなのですが 詳細は又後日という事で、、、。

 

このように 関東では 一月十日に 初詣以上の賑わいがあるような

戎祭りは少ないようですが

反対に 九州ではあまり耳にしませんが 関東では酉の市がにぎわっています。

 

この酉の市は、現在の東京都足立区にある『大鷲神社』で、

農民たちが秋の収穫を祝うため鳥を奉納したのが起源といわれています。

 

江戸時代には酉の市が盛んだったという記録が残されており、

古くから日本の庶民に親しまれていたようです。

 

ただ、酉の市の始まりは神道や仏教という説もあります。

神道説では、日本武尊が亡くなった11月の酉の日に、お祭りが開かれるようになったとされており

また、日本武尊が東夷征伐の際、戦勝のお礼参りをした日が11月の酉の日だったのが由来という説も有名です。

 

仏教説では、開運招福に御利益のある『鷲妙見大菩薩』の開帳日が由来とされており、一目見たいと集まった人のために立った門前市が、酉の市の始まりといわれているようです。

 

浅草の鷲神社は酉の市の当日0時に『一番太鼓』が鳴らされて盛大に始まります。開催時間は24時間だそうです。

そして

同じタイミングで鷲神社の隣にある『長國寺』の鷲妙見大菩薩が開帳されるため、鷲神社と合わせて参拝する人も多いという事ですので さぞ賑やかな祭りだとおもいます。

 

 

で 又ここで少し疑問が湧いてきます

東京の山手線の駅の恵比寿駅 この駅は 恵比寿神社と関係が深いのかと思う方も

多いかもしれません。

恵比寿駅は、エビスビールの出荷用貨物駅として1901年に開設されたのです。

この貨物駅は”恵比寿停車場”、のちにスタートした旅客用の駅が”恵比寿駅”なのです。

 

駅名の由来は、もちろんエビスビールにあります。

そして、恵比寿という地名は1966年に誕生したのです。

元は”下渋谷”という地名だったのですが、

エビスビール工場に因んで恵比寿と名付けられたのです。

 

このことからわかるのは、まずエビスビールの工場が下渋谷に作られ、

ビールの出荷用貨物駅として恵比寿駅が作られ、

そして街の名前が恵比寿となったということになるのです。

「恵比寿にある駅だから恵比寿駅」というわけではなく、

「恵比寿にあるビール工場だからエビスビール」というわけでもなく、

先にビール工場が存在し、その名前が駅や街の名前となっているのです。

 

色々興味を持つと面白い事が分かって来るものです

 

しかしここでも 少し不思議に思う事が出てきます

 

それは何か????

 

 

またまた明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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