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社長&顧問ブログ

2021.5.4

戦争よりはマシですが!!

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 炎天下の中での

コンテナからの荷下ろし作業で 当日頼んでいたアルバイトの

体育会系の学生が

あまりの作業に音を上げて作業を放り出して帰ってしまうと言う事態に

なり

その作業は 結局私が一人で行う事になったと言う話でした。

 

学生が音を上げて逃げ帰る事が納得いくくらい 炎天下のコンテナの中からの

荷降ろしは地獄の辛さがありましたが

 

それを業務としている私は逃げ出すことも 音をあげる事も出来ず

一人でその作業を行ったのです。

 

これは 今から数十年前の私がまだ20代の時の話ですが

今 このような事を 社員に押し付けていたら 働き方改革等 もろもろ

問題がありそうですね。

 

我々が 若手の時代は それこそ 戦争体験者が多くいらっしゃいました。

私の父や親戚の方々も 戦時中は南方前線で戦争体験をしていたので

当時の苦労話は度々聞かされていました。

 

何十キロもの装備を持って険しい山道を歩いたとか

怪我をした戦友を担いでの移動とか 孤立の戦いを余儀なくされて何日間も

食料等なく 泥水を啜りながら戦っていた事などを聞かされていて

 

私が子供の頃に 暑いとか お腹すいたとか言おうものならば

すぐに 戦争中は何も食べれらかった! と良く怒られていました。

 

実際その事を想像するだけで 当時の軍人は大変な思いをされたのだと思うのです。

 

そういう事に比べれば まだ命の保証がある仕事の方がどれだけ楽か と

何度も自分に言い聞かせながら作業をしていたのです。

 

そして

やっと 作業も無事に終わり

戦時中とは違い幸せな事に夕方の食事にありつく事が出来たのですが

その食事をする時に 手元に有る箸を持とうとすると これが持てないのです

一体どういうことか?

持とうとするが お箸が指から落ちてしまうのです。

 

これは 先ほどまでの力仕事で 腕から指先までの筋肉がバカになってしまって

力が入らないのです。

 

運動部の方から良く聞く話にも 例えば野球部であれば 数千回のバットの素振の後や

テニス部もラケットの素振りの後 ボート部でいえば艪をかいた後 指先に力が

入らなくなると聞いていましたが

 

まさにそのような状態になっていたのです。

 

作業中は必死でしたので そのような事には気が付きませんでしたが

気が緩んでお箸を持とうとすると出来なかったのです。

終わってからほっとした時に気が付いたのでした。

それでも 戦時中とは違い

作業の後にこのように食事が出来るだけでも

感謝しなければならないと感じるのでした。

 

今回の話は 炎天下での作業の話でしたが

 

この食事の話であることを思い出しました

 

それは

深夜作業も終わり 食事をしようと思い

大手ファミリーレストランに入った時の話です

 

ここで 私はあり得ない応対をされてしまったのです

 

その応対とは??

 

 

それは

 

 

明日に続く、、、、、・

 

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