EXECUTIVE BLOG
2019.12.9
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続きです。
昨日までは チャットでいろいろ勉強をしながら
N氏のマンションでは 更にプレゼンの練習まで出来たと
言う話でした。
色々な環境を 自分の勉強の種にしていくところが 今
振り返ると面白いなと感じます。
さあ それで 高光産業ITへの道へ 進まなければなりません。
N氏のところで ある程度ITの知識を仕込んだあとは
ビジネスに向けてどのようにしていかなければならないか
が 問題でした。
そのころは まだ 物流が主軸の会社で IT事業は全く考えていなかった時代です。
それで 当時は 物流とITをどのように絡めたら良いかを
今度は 高度な知識を持ったかたと意見交換をしたいと考えました。
高度の知識をもっている人が居る場所と言えば それは 大学ですよね
それで
私は 日本中の大学でITを研究している先生たちに メールを
送ったのです。
内容は 私は物流会社の人間ですが 今後ITを絡めたビジネスにしなければと
考えているのですが 先生の意見を聞きたい と言うような
内容でした。
当時は まだ メールする人も少ない時代でしたので
すぐに返事が返ってきたのですが
そのほとんどは
面白い考えです 頑張ってくださいと
言うような 単に激励メールが返ってくるだけで
一緒に共同研究しましょうなどの話はなかったのです
こちらの目途が外れて 普通であれば そこで諦めてしまうのでしょうが
その時は これでもかこれでもか と北は北海道から 南は沖縄の
大学までメールし続けました。
そうすると
殆ど諦めかけていた時に
九州 しかも 地元福岡の大学の 工学部の先生から
返信が来たのです。
それから 数回やり取りをした後に
先生から大学に来なさいとのメールを頂き事になったのです。
大学の教授自らが会っても良いという出来事は その時は
人生で初めての出来事でしたので
嬉しくてたまりませんでした。
早速 指定の日時に緊張しながらも大学の教授室に尋ねると
先生はいらっしゃて
丁寧に 殆ど無知の私の話を聞いてくれたのでした。
そして 今後のITの在り方としては 情報発信ではなく 情報収集に
力を入れて それと物流とを絡めたビジネスを考えたいのだとの
趣旨の話をしていると
先生が 一言
君 それは 技術やシステムの話と言うより
マーケティングの話だよといわれ
それで あれば 商学部の教授を紹介すると言うのです。
私は 大学は法学部でしたので 商学部のマーケティングとかの
内容は無知でした
その当時も 物流会社でしたので 社内で マーケティングなどの
話も出ても来てませんでしたので
何故 ITがマーケティングなのかは その時はわかりませんでした。
しかし 折角の申し出でしたので
是非ともご紹介くださいと
お願いをしたところすぐに連絡をしていただくことになりました。
そして
後日 その先生にお会いすることになるのですが
その先生は後年その大学の商学部長にまで登り詰めた方ですが
約束の日に 期待を胸に 訪問することになったのです
しかし
そこで 思わぬ話になってしまうのです。
期待していたものが、、、、。
どうなるのか????
明日に続く、、。