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社長&顧問ブログ

2020.10.5

敵国降伏!!?????

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 台風が色々な場面で登場して

歴史上意味を持つものになることを書きましたが

 

その中でも 有名な台風が 蒙古来襲の折

神風が吹いて日本が救われたと言う話でしょうが

 

その時 博多は焼け野原にされたり 住人が半島へ奴隷として連れていかれた

と言う話が残っています。

振り返ってみると 日本が外国から本土まで攻め込まれたのはこの時だけだったかもしれません

太平洋戦争でも 米軍が上陸攻撃したのは沖縄であって

日本本土には上陸作戦は行われていませんね。

 

そう考えてみますと 武器も兵員数も劣る日本はよく頑張ったと思います。

 

そして 博多では有名な神社 箱崎宮も蒙古軍によって焼け落ちたそうです

 

その

筥崎宮の楼門に 「敵国降伏」 と言う 扁額が掲げられているのはご存知でしょうか?

 

福岡の人間でも あまり知られていないようです。

 

この言葉 何か 恐ろしい言葉の様に感じます。

 

これは

蒙古襲来の折に、亀山上皇が外敵退散を祈願し、

神門に敵国降伏の扁額が掲げられたと言われています。

 

しかし、この「敵国降伏」にはただ敵を倒すという意味が込められているだけではないのです。

 

ただ 敵をやっつけて降伏させると言う意味で祈願したのであれば

その言葉は「降伏敵国」じゃないと日本語がおかしくなりますね、

「敵国が降伏する(敵國降伏)」という場合の降伏は自動詞で、

敵国が我が国の優れた徳の力により、おのずからになびき、統一されるという「王道」の表現なのです。

「敵国を降伏させる(降伏敵國)」での降伏とは他動的で武力で天下を統一するという覇道(覇者の道)の表現になるのです。

ですから「敵国降伏」とは日本の優れた国柄が示されていると言われているのです。

 

地元に居てもなかなか知らない話が多いですよね

 

話が 元寇までに逸れてしまいましたが

 

明日は シーボルト事件が幕府を救うことになると言う

話に戻したいと思います。

 

続く、、。

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